食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290370294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/09/28~2019/11/25)を公表
資料日付 2019年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は12月20日、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/09/28~2019/11/25)を公表した(3ページ)。概要は以下のとおり。
1. 新たな感染:前回の更新以降、インフルエンザA(H9N2)ウイルスの新たな感染者3人が報告された。
2. リスク評価:現在知られているヒトと動物間のインフルエンザウイルスの、全体的な公衆衛生上のリスクは変化しておらず、これらのウイルスのヒトからヒトへの持続的な感染の可能性は低いままである。動物由来ウイルスのヒトへの更なる感染が予想される。
3. 鳥インフルエンザA(H5)ウイルスによる感染状況:
前回9月27日の更新以降、WHOへ新たなインフルエンザA(H5)ウイルス感染検査確定ヒト症例の報告はなかった。国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、欧州及びアジアの鳥類において、様々なA(H5)ウイルスの亜型が引き続き検出されている。全体として、リスク評価に変更はない。
4. 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染状況:
前回9月27日の更新以降、WHOへ新たなインフルエンザA(H7N9)ウイルス感染検査確定ヒト症例の報告はなかった。中国動物衛生当局からの公式に入手可能な報告によると、今年7月と8月に採取された動物の検体からインフルエンザA(H7N9) ウイルスは検出されなかった。全体として、リスク評価に変更はない。
5. 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスによる感染状況:
 前回9月27日の更新以降、新たに3人のA(H9N2)ウイルス感染の検査確定ヒト症例が報告された。
 11月11日、中国政府は、10月26日に発症した福建省の4歳女児についてWHOに報告した。患者は軽症であったが、11月5日に入院した。裏庭家きんへのばく露が報告された。2人目の症例は、中国政府が11月23日に報告した、11月12日に発症した安徽省出身の5歳女児である。患者は軽症で、回復した。家きんの処理場へのばく露が報告された。2症例の接触者の中に、更なる症例は確認されなかった。
 2019年1月31日に発症したインドのマハーラーシュトラ州の17か月齢男児における鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染の報告が最近公表された。当該症例は、地域ベースの調査を通じて確認され、回復している。家きんへの直接のばく露歴は報告されていない。接触者の中に、更なる症例は確認されなかった。
 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、アジアの家きんにおいて風土病化している。これは、インドから報告された、初めて記録されたヒトの鳥インフルエンザウイルス感染症例である。ヒトを対象とした公表済みの研究では、A(H9N2)ウイルスに対する血清陽性は、特に当該ウイルスが風土病化していると考えられる国々の家きん取り扱い作業者の間では一般的であることが示されている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_25_11_2019.pdf?ua=1
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