食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05290320104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、牛挽肉に関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新 |
資料日付 | 2019年12月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は12月30日、牛挽肉に関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。 1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)は、牛挽肉に関連した複数州におけるサルモネラ・ダブリン(Salmonella Dublin)集団感染に関して調査を行った。 2. 2019年11月18日の前回の更新以降、コロラド州及びニューメキシコ州から患者2人の追加報告があった。総計でS. Dublin集団感染株による感染者が13人、8州(コロラド州、カリフォルニア州、カンザス州他)から報告された。 3. 発症日は2019年8月8日から10月22日までの間であった。患者の年齢は39歳から74歳、年齢の中央値は66歳であった。患者の62%が男性であった。情報の得られた11人のうち、9人(82%)が入院した。カリフォルニア州において死亡者1人の報告があった。6人(46%)の患者で血液検体中にサルモネラ属菌が確認されたが、これはかなり重症である可能性を示している。S. Dublinは、特に高齢者において、概して他のサルモネラ菌株よりも深刻な疾病を引き起こすことが知られている。 4. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、20分離株(患者由来の13株及び食品検体由来の7株)において、薬剤耐性は確認されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)による標準薬剤感受性試験法を用いた2株の臨床分離株の試験により、これらの結果が確認された。 5. 疫学、遡及調査及び検査のエビデンスから、牛挽肉が当該集団感染の原因である可能性が高いことが示された。 6. 2019年11月15日、Central Valley Meat社は、S. Dublinに汚染されている可能性のある34 ,222ポンド(15.5トン)の牛挽肉製品をリコールした。 7.本集団感染の全ての疾病を説明できる、牛挽肉の単一の供給元、販売業者あるいはブランドは特定されなかった。 8. 12月30日現在、本集団感染は終息したとみられる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cdc.gov/salmonella/dublin-11-19/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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