食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、16週齢未満の乳児用の食品における食品添加物としてアカシアガムの再評価、及び全集団用の食品に使用する食品添加物としての再評価の継続調査に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年12月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月13日、16週齢未満の乳児用の食品における食品添加物としてアカシアガム(E414)の再評価、及び全集団用の食品に使用する食品添加物としての再評価の継続調査に関する科学的意見書(2019年11月14日採択、23ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5922)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは欧州議会及び理事会規則(EC) 1333/2008の規定に従って、2009年1月20日以前に欧州連合(EU)で既に認可されていた食品添加物の安全性を再評価し、それらの安全性に関する科学的意見書を公表するところである。E414は、2017年にEFSAの前身の「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(旧ANSパネル)により再評価された。この評価の継続調査として、「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、食品カテゴリー13.1.1(乳児用調製乳)及び13.1.5.1(特別医療目的用ダイエット食品及び乳児用の特別調製乳)に属する16週齢未満の乳児用食品へのキャリーオーバーとしてE414の安全性を評価し、並びに、一般集団向け食品用の食品添加物の再評価の期間に、既存の問題に対応するよう要請された。その過程で、リスク評価を完了するために必要な情報を提供するよう関係者へのデータ募集が行われた。
 このデータ募集への回答として提出された分析データに基づき、FAFパネルは毒性成分の規格の基準値の引き下げを勧告し、アルミニウム、微生物学的基準、及びたん白質の残留物に関する更なる規格の必要性を特定した。FAFパネルは、酸化酵素に関する情報が提出されていないことに注目し、製造工程の間に酸化酵素及びペルオキシダーゼを不活性化すべきであると助言した。関係者から16週齢未満の乳児におけるE414の安全性評価に特定した毒性学、臨床、及びサーベイランスのデータは提出されなかった。しかしながら、以前実施した再評価から入手可能な亜慢性試験で有害影響のなかった最大用量を乳児における推定ばく露量と比較すると、安全マージンは大きく、健康懸念の理由はないことを示している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5922
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