食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05280500149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するグリークオレガノ(Origanum vulgare ssp. hirtum(Link) Ietsw.)に由来するエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する意見書を公表
資料日付 2019年12月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月2日、全動物種に使用するグリークオレガノ(Origanum vulgare ssp. hirtum(Link) Ietsw.)に由来するエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する意見書(2019年11月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該エッセンシャルオイルは、官能的飼料添加物(sensory feed additives)として全動物種に使用される。分析の結果、このエッセンシャルオイルの99%超を占める13種類の成分が特定された(含有量が最大なのはカルバクロール(78%))。
 このエッセンシャルオイルに関して算出された安全な最大濃度(maximum safe concentration)は、肉用鶏:22mg/kg完全配合飼料、採卵鶏:33mg/㎏完全配合飼料、肉用七面鳥:30mg/kg完全配合飼料、子豚:40mg/kg完全配合飼料、肉用豚:48mg/完全配合飼料、雌豚:63mg/完全配合飼料、乳牛:57mg/完全配合飼料、子牛:100mg/完全配合飼料、肉用牛、めん羊、山羊及び馬:88mg/完全配合飼料、うさぎ:35mg/完全配合飼料、サケ科魚類:101mg/完全配合飼料である。
 当該添加物を安全な最大濃度まで飼料に使用した場合の消費者の安全性への懸念はないとされた。グリークオレガノから抽出したエッセンシャルオイルの畜産における使用は、環境にリスクをもたらすとは考えられていない。
 オレガノとその調味料はフレーバー食品と認識されており、飼料での機能は本質的に同じであるため、エッセンシャルオイルの有効性のさらなる実証は必要ないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5909
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