食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05280160104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、フレッシュエクスプレス社の刻みサラダキット製品に関連した腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を公表
資料日付 2019年12月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は12月9日、フレッシュエクスプレス社の刻みサラダキット製品(Fresh Express Sunflower Crisp chopped salad kit)(※訳注)に関連した腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州における志賀毒素産生腸管出血性大腸菌(STEC)O157:H7集団感染症に関して調査を行っている。当該調査は最近カナダ公衆衛生庁(PHAC)が報告したカナダにおける疾病も含んでいる。当該集団感染は現在起こっているカリフォルニア州サリナスの栽培地帯由来のロメインレタスに関連した集団感染とは違う腸管出血性大腸菌O157:H7の株が原因となっている。
2. 当該調査において、全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、米国とカナダの患者から分離された細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が共通の感染源を共有する可能性が高いことを意味している。
3. 2019年12月9日時点で、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染株による感染者が計8人、3州(ミネソタ州、ウィスコンシン州及びノースダコタ州)から報告されている。
4. 発症日は2019年11月5日から11月15日まで、患者の年齢は21歳から91歳、年齢中央値は32歳である。患者の63%が女性である。腎不全の一種である溶血性尿毒症症候群(HUS)発症者1人を含む3人が入院した。死亡者は報告されていない。
5. これまでに収集された情報は、フレッシュエクスプレス社の刻みサラダキット製品が当該集団感染の原因である可能性が高いことを示している。
6. サラダのどの材料が汚染されているかを判断するための調査が進行中である。ロメインレタスは同サラダキットの材料の1つであるが、当該集団感染がカリフォルニア州サリナスの栽培地域からのロメインレタスに関連した現在進行中の集団感染に関連しているかどうかはまだ不明である。予備的情報は、患者の一部が喫食したサラダキットのロメインレタスがサリナスの栽培地域から来た可能性が高いことを示している。CDCは、これらのキットがまだ一部の家庭に残っていることを懸念している。これらのサラダキットが家にある場合は、廃棄すること。
(※訳注):ヒマワリの種等のトッピング、刻んだ野菜及びドレッシングがセットになったサラダキット製品
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2019/o157h7-12-19/index.html
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