食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05270340301
タイトル 論文紹介:「複数州にわたる七面鳥生肉製品に関連したサルモネラ属菌集団感染-米国、2017~2019」
資料日付 2019年11月22日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  MMWR(2019
, 68(46):1045-1049)に掲載された論文「複数州にわたる七面鳥生肉製品に関連したサルモネラ属菌集団感染-米国、2017~2019 (Multistate Outbreak of Salmonella Infections Linked to Raw Turkey Products
, United States
, 2017-2019)、著者R Hassan (Division of Foodborne
, Waterborne
, and Environmental Diseases
, National Center for Emerging and Zoonotic Infectious Diseases
, CDC
, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 2018年1月、ミネソタ州保健局の調査員は定期サーベイランスを通し、Salmonella Readingの感染を4件確認した。当該株はパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)パターンでは区別できず、共通の起源に由来するだろうことを示唆した。1人の患者は七面鳥の挽き肉を喫食していた。また2人の患者は同世帯であり、その家で飼育されているペットは生の七面鳥を材料としたペットフードを給餌されていた。調査員はまた小売り七面鳥挽き肉の1検体からも同じ菌株を確認した。
 ミネソタでの調査に対応し、さらなる同PFGEパターンを持つサルモネラ属菌の感染を検出するためにPulseNet(食中毒サーベイランスのための全国研究機関ネットワーク)が活用された。米国疾病管理予防センター(CDC)は複数州にわたるクラスター調査及び情報収集を開始した。CDCは2017年11月20日から2019年3月31日までに発症した、集団感染株と同じPFGEパターンを有するS. Readingの感染を症例として定義した。
 全体で、356人の集団感染症例が42州及びコロンビア特別区(DC)から確認された。患者の年齢は1歳未満~101歳(中央値は42歳)であり、性別情報のある336人の患者のうち175人(52%)が男性であった。情報の得られた300人のうち132人(44%)が入院し、1人が死亡した。聞き取り調査を受けた198人の患者のうち132人(67%)が発症前の週に直接又は間接的に七面鳥に接触したと報告し、123人が生の状態で購入した七面鳥製品を調理又は喫食したと報告した。また4人は家庭でペットが生の七面鳥挽き肉を材料としたペットフードを食べた後に発病しており、5人は七面鳥の飼育や加工施設で働いた又はそのような施設で働いた人と一緒に生活していた。共通の種類、ブランド又は七面鳥の出所は確認されなかった。
 調査期間中に、21州の食肉処理場24施設及び加工場14施設の七面鳥生肉製品178検体から、また小売り七面鳥120検体から当該集団感染株が確認された。これらの検体は複数のブランド及び種類の七面鳥生肉製品であった。当該株はまた複数州の七面鳥生体由来の10検体からも確認された。
 2018年7月、CDC及び米国食品安全検査局(FSIS)は生産者団体である全米七面鳥連盟(National Turkey Federation)と調査結果を共有し、これら生産品のサルモネラ属菌汚染を低減するための措置について要請した。同団体は、業界全体に共有するための同菌の管理プログラムをまとめ、また消費者の食品安全教育の支援を開始した。
 当該集団感染株はミネソタの調査で確認される以前に七面鳥のサプライチェーンに侵入し、多くの施設や製品に拡大した可能性がある。汚染が広く拡大しているため、介入はサプライチェーンの全ての要素(食肉処理場、加工施設、農場)をターゲットとする必要があった。
 当該調査は新たな症例の発生が減少したため、2019年4月に終了したが、症例は引き続き確認されている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) MMWR(2019 , 68(46):1045-1049)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6846a1.htm?s_cid=mm6846a1_w

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