食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05260120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてベンジルアルコール(E1519)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年10月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月30日、食品添加物としてベンジルアルコール(benzyl alcohol)(E1519)の再評価に関する科学的意見書(2019年9月26日採択、24ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5876)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、食品添加物として使用される場合のベンジルアルコール(E1519)の安全性を再評価する科学的意見書を提出した。
 FAFパネルは、適切なばく露量及び毒性学的データが利用可能であると考えた。E1519は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1333/2008付属書IIIの規定に従って欧州連合(EU)において食品添加物として認可されている。
 FAFパネルはE1519について、遺伝毒性及び発がん性に関する懸念がない低い急性毒性であると考え、ラットにおける発がん性試験から得られた400mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)に基づき、4mg/kg体重/日を許容一日摂取量(ADI)として設定した。
 精緻化したばく露シナリオにおける推定ばく露量の中間値及び高いばく露量は、幼児において各々最大0.27及び0.81mg/kg体重/日であった。E1519への推定ばく露量は、全ての集団グループにおいて4mg/kg体重/日のADIを下回った。FAFパネルは、規制の最大レベルのばく露評価シナリオにおけるばく露量も全ての集団グループにおいてADIを下回ることに注目した。
 FAFパネルは、E1519へのばく露は、報告された用途及び使用レベルで安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。

地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5876
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