食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05250350470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、重大な影響をもたらす感染症の輸入症例における健康危機対応に係る技術報告書を公表
資料日付 2019年10月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は10月22日、重大な影響をもたらす感染症の輸入症例における健康危機対応に係る技術報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 ウイルス性出血熱症例の受け入れなど、重大な影響をもたらす感染症(high consequence infectious diseases: HCID)の単一の症例も含め、アウトブレイクに効果的に対応するためには、危機対応の計画は必要不可欠である。
 HCIDには以下の疾病が含まれる:エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグ熱、高病原性鳥インフルエンザ、肺ペスト、重症急性呼吸器症候群。これらの疾病の患者は一般に重篤な症状を呈し、高水準のケアを必要とする。また、致死率(case-fatality rates)も高くなる。
 いくつかのHCIDはヒトからヒトへ伝染するため、医療従事者は伝染に対する予防措置を講ずる必要がある。
 ECDCの危機対応チェックリストは、計画しておく必要のあるシステム要素や脅威に効果的に対処するために求められる組織能力について述べている。これは欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)に侵入する可能性のあるHCIDへの対処を目的とした危機対応システムについてレビューするためのツールとして、公衆衛生担当者のために作成された。
 当該ECDCチェックリストの内容は、西アフリカのエボラ出血熱集団発生(2013-2016)時に行われた作業及びEU加盟3か国の訪問調査において使用された特定の手順に基づいている。チェックリストは多くの参考文献を基に改良されており、他の国際機関によって公表された広範な危機対応チェックリストを補完すると見込まれる。
 当該技術報告書(21ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Health-emergency-preparedness-imported-cases-of-high-consequence-infectious-diseases.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/health-emergency-preparedness-imported-cases-high-consequence-infectious-diseases
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。