食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05250080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ステビアの葉の精製抽出物を酵素触媒により生物変換し産生したレバウジオシドMに関して、食品添加物としてのステビオール配糖体(E960)の規格書の改正案の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月28日、ステビアの葉の精製抽出物を酵素触媒により生物変換し産生したレバウジオシドM(Rebaudioside M)に関して、食品添加物としてのステビオール配糖体(E960)の規格書の改正案の安全性に関する科学的意見書(2019年9月24日採択、19ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5867)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、欧州委員会の要請を受けて、特にステビアの葉の精製抽出物を酵素触媒により生物変換し産生したレバウジオシドM(Rebaudioside M)に関連して、食品添加物としてのステビオール配糖体(E960)の規格書の改正案の安全性に関する科学的意見書を提供した。
 レバウジオシドM(乾物で純度95%)は、遺伝子組換えした酵母(K. phaffii UGT‐a 及びK. phaffii UGT‐b)により産生されたウリジン二リン酸-グルコシルトランスフェラーゼ(uridine diphosphate (UDP)‐glucosyltransferase)及びスクロース合成酵素(sucrose synthase enzymes)を用いて、ステビアの葉の精製抽出物を酵素触媒により生物変換し産生され、グリコシド結合を経て精製ステビア葉抽出物へのグルコースの移動を促進する。
 FAFパネルは、安全性評価に関して親株のK. phaffii ATCC 20864は安全性適格推定(QPS)に適合するため、製造目的に関して安全であると考えた。
 FAFパネルは上記の製法により産生されるレバウジオシドMに関して、食品添加物として使用されるのに安全性の懸念はないと結論付けた。しかしながらFAFパネルは、欧州委員会は上記の製法により産生されるレバウジオシドMに関して、従来のステビオール配糖体の規格とは別の規格を欧州委員会規則(EU) No 231/2012において設定することを検討すべきであると勧告した。
 
 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5867
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