食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05240500294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/06/25~2019/09/27)を公表
資料日付 2019年10月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は10月4日、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/06/25~2019/09/27)を公表した(3ページ)。概要は以下のとおり。
1. 新たな感染:前回の更新以降、インフルエンザA(H5N6)ウイルスの新たな感染者1人が報告された。
2. リスク評価:現在知られているヒトと動物間のインフルエンザウイルスの、全体的な公衆衛生上のリスクは変化しておらず、これらのウイルスのヒトからヒトへの持続的な感染の可能性は低いままである。動物由来ウイルスのヒトへの更なる感染が予想される。
3. 鳥インフルエンザA(H5)ウイルスによる感染状況:前回6月24日の更新以降、新たに1人のA(H5N6)ウイルス感染の検査確定ヒト症例が報告された。8月18日、中国政府は、8月6日に発症した北京の59歳女性の症例を報告した。当該患者は8月11日に重症の肺炎で入院し、報告時点においても入院したままであった。調査により、患者がウイルスへばく露した最も可能性の高い原因は、中国南部由来の冷蔵食肉であることが示された。当該患者の接触者の中に、他の症例は確認されていない。
 2014年以降、中国から計24人の鳥インフルエンザA(H5N6)ウイルスによる感染確定ヒト症例がWHOに報告されている。
 国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、欧州及びアジアの鳥類において、様々なA(H5)インフルエンザウイルスの亜型が引き続き検出されている。
4. 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染状況
前回6月24日の更新以降、WHOへ新たなインフルエンザA(H7N9)ウイルス感染検査確定ヒト症例の報告はなかった。中国の動物衛生当局から公式に入手可能な直近数か月のA(H7N9)ウイルスに関する報告によると、2つの省で今年前半に採取された動物の検体から同ウイルスが検出された。全体として、リスク評価に変更はない。
 インフルエンザA(H5)、A(H7N9)、A(H9N2)及びA(H1)変異型ウイルスの詳細情報については、2019年9月の報告書「人獣共通インフルエンザウイルス並びにヒトワクチンに使用する可能性のために開発された候補ワクチンウイルスの抗原性及び遺伝的特徴」を参照のこと。当該報告書は、以下のURLから入手可能。
https://www.who.int/influenza/vaccines/virus/characteristics_virus_vaccines/en/
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_27_09_2019.pdf?ua=1
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。