食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05240430175 |
| タイトル | スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS)、ローストポークの喫食に関連するリステリア症集団発生の追跡調査に関する最終報告書を公表 |
| 資料日付 | 2019年9月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS)は9月27日、リステリア症集団発生の追跡調査に関する最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。 1. アンダルシア州は8月16日、セビリア県のMagrudis S.L.社が製造した「La Mecha」ブランドのローストポークの喫食に関連するリステリア・モノサイトゲネスによる集団食中毒が同州で発生した旨をMSCBSに報告した。 アンダルシア州が行った調査の結果、同製造者の他の製品もリステリア汚染されていることが判り、本アラートは23日にMagrudis S.L.社が製造した他の食品にも拡大され、28日には全製品に拡大された。また、1事業者がラベルなしで当該リスクに関連する製品を販売していたことが確認された。製品の大半はアンダルシア州で流通した。 2. 本アラートの終息迄に、アンダルシア州は本集団発生に関連する症例を計216人報告した。患者の多くはセビリア県(173人)であるが、同州のほぼ全県で報告された。57%が女性で、その年齢中央値は45.5歳、男性は50歳である。妊娠中女性の確定症例は37人、そのうち2人で流産(妊娠20週未満)、3人で胎児死亡(妊娠20週以降)、6人で早産が発生した。中枢神経系症状が22例、重篤な敗血症が4例診断され、死亡者3人が報告された(重症化した侵襲性疾患による致死率11.5%)。2人は70歳超で重篤な併存症(comorbidity)があり、1人は90歳超であった。確定症例の77%は潜伏期間が3日以内であった。 他の州では、検査によって確認された症例7人(アラゴン州:2人、カスティーリャ・イ・レオン州:1人、エストレマドゥーラ州:1人、カスティーリャ=ラ・マンチャ州:1人、マドリード州:2人、うち妊娠中女性1人)、疫学的関連性によって確認された症例3人(エストレマドゥーラ州:1人、アラゴン州:2人)が報告された。 3. フランス当局は、セビリア県で8月13日に冷製の豚肉を喫食した英国籍の住民1人の確定症例がフランスで8月16日に診断された旨を通知した。また、ドイツでセビリア県から持ち帰ったローストポークに関連する胃腸炎が家族内で発生したと報じられたが、ドイツ当局にこれらの症例は報告されていない。 4. カルロス3世保健研究所(ISCⅢ)で行われた、233株のリステリア・モノサイトゲネスのゲノム解析で、食品由来分離株、調理場等由来分離株と臨床分離株の間の遺伝的近縁性が示され、本集団発生の原因であることが微生物学的に確認された。本集団発生に関連のある菌株は血清型4b、ST-388、CC388、CT8466と特定された。 5. 本アラートの数週間後、アンダルシア州でリステリア汚染された他社の2食品(ブランド名「Sabores de Paterna」及び「La Montanera del Sur」の豚肉加工品)がみつかった。これら2件のアラートに関連したリステリア菌株はゲノムシークエンス解析によって、「La Mecha」ブランドの肉製品の喫食によるリステリア症集団発生との関連性が排除された。 6. 現在のところ、最新の確定症例は9月15日に発症し、9月には5例が確定されたのみである。しかし、可能性は低いが、本疾病の潜伏期間が長く、製品の流通が広範であったこと等から、今後数週間に新たな症例が発見されることは排除出来ない。 7. スペインではリステリア症は2015年の省令により監視義務疾病である。年間300~400人が報告され、アンダルシア州では年間約65人報告される。主に散発性又は家族内の小規模集団発生で、2015~2018年の患者の中央年齢は65~70歳、死亡者124人、致死率約9%と推定される。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | スペイン |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS) |
| URL | https://www.mscbs.gob.es/profesionales/saludPublica/ccayes/alertasActual/listeriosis/docs/Informe_cierre_Listeriosis_20190927.pdf |
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