食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05240390470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、パキスタンから帰国した旅行者において広範囲薬剤耐性(XDR)チフス菌による腸チフスが増加している旨を公表 |
| 資料日付 | 2019年10月9日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は10月9日、パキスタンから帰国した旅行者において広範囲薬剤耐性(XDR)チフス菌による腸チフスが増加している旨を公表した。 アイルランド保健サーベイランスセンター(Health Protection Surveillance Centre)は、パキスタンから帰国した旅行者の腸チフスの届出が増加していることを報告した。同センターによると第38週の時点で、2019年におけるSalmonella enterica serovar Typhi (S. Typhi)による症例が23件報告され、そのうち12人がパキスタンへ最近旅行しており、7人が15歳未満であった。パキスタンへの旅行歴のある腸チフス症例12人のうち3人は広範囲薬剤耐性(XDR)株に感染していた。この症例はアイルランドの国立リファレンス研究所によって確認された初めてのXDR腸チフス症例である。 8月に公表された世界保健機関/東地中海地域事務局(WHO/EMRO)の公報によると、パキスタンでは2016年以降、XDR S. Typhiによる症例が継続的に増加している。2019年8月時点でXDR腸チフス症例が10 ,365件、最も症例の多いカラチ地区(症例の67%)を含むシンド州の23地区から報告されている。 当該XDR S. Typhi株は、第一選択薬である抗菌性物質(クロラムフェニコール、アンピシリン、及びトリメトプリム-スルファメトキサゾール)、フルオロキノロン及び第三世代セファロスポリンなどの複数の抗菌性物質への耐性を付与するプラスミドを獲得している。当該株はアジスロマイシン及びカルバペネムへの感受性は維持している。腸チフスの薬剤耐性の増加は治療の選択肢を制限し、国際的に拡大するおそれをもたらす。 オーストラリア、カナダ、デンマーク、台湾、英国及び米国においてもパキスタンから帰国した旅行者においてXDR腸チフスが検出されている。 パキスタンへの旅行者は、出発前の腸チフスに対するワクチン接種や旅行中の適切な食品衛生及び手洗いの必要性を再認識すべきである。医療従事者はパキスタンから帰国した患者についてXDR S. Typhi感染の可能性を意識しておくべきである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/increase-xdr-typhoid-fever-travellers-returning-pakistan |
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