食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05240320314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、パン販売店のカラー印刷の紙袋や紙ナプキンから移行する有害物質に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2019年9月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月26日、パン販売店のカラー印刷の紙袋や紙ナプキンから移行する有害物質に関する意見書を公表した。概要は以下のとおり。 パン販売店の紙袋及び紙ナプキンを含む食品接触材料には多くの種類の補助剤及び仕上げ剤が使われる。その一つに、印刷などに用いられるアゾ色素がある。 アゾ色素は、体内に入ると代謝される。代謝物には、芳香族第一級アミン類(PAAs)などがあり、一部は発がん性を有する。PAAs及び他の物質から、不純物としてアゾ色素が生成される場合がある。鮮やかな色が印刷された紙ナプキン、パン販売店の紙袋など、印刷を伴う食品用包装材中のアゾ色素は、食品に移行して摂取された場合に健康リスクとなり得る。 BfRは、考えられる健康影響に関する評価を2014年に行ったが、2018年の新たなデータに基づき、改めて健康影響評価を行った。今回は、4種類の物質(ナフトールAS、NAAX、NDPA及びHNS)について、測定された移行量に基づいて評価が行われた。 これらの物質に関しては、移行限度値も、健康上のガイドラインも設定されていない。BfRは、これらの物質及び類似化学構造を有する化合物に関する毒性学的データ及びコンピュータ解析に基づき、健康影響上許容される値を導き出した。その結果、HNSに関しては、体重60kgのヒトの場合、360μg/日であった。測定された移行量による健康影響リスクの上昇は見られなかった。 ヒトの臓器における他の3物質(ナフトールAS、NAAX及びNDPA)又はその代謝物は、入手可能なデータ及びコンピュータ解析に基づけば、化学構造を理由に変異原性及び発がん性があると考えられる。 しかし、毒性学的懸念の閾値(TTC)の考え方に基づけば、体重60kgのヒトの場合、変異原性物質の摂取量が0.15μg/日までであれば健康影響は考えにくい。一部の検体で検出されたナフトールAS、NAAX又はNDPAの移行量は、当該値を数倍も超過することに繋がる。特に注目すべきは、これらの物質を複数種類含有するパン販売店の紙袋における移行である。 ナフトールAS、NAAX及びNDPAは、変異原性が疑われることから高濃度の移行は許容できない。BfRは、これらの出発物質を放出する材料は、適切な毒性学研究により安全性が確認されるまでは食品接触材料に使用されるべきではないと助言する。 製造者は、原材料及び最終製品について、これらの物質又はその移行による汚染の管理を行い、必要に応じて代替材料の使用を検討すべきである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/verbrauchervotum-genome-editing.pdf |
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