食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05230410470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、薬剤耐性に関連する政策議論のためのエストニア訪問に係る任務報告書を公表
資料日付 2019年9月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は9月16日、薬剤耐性に関連する政策議論のためのエストニア訪問に係る任務報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州疾病予防管理センター(ECDC)及び欧州委員会保健衛生・食の安全総局は共同で2019年3月25日から29日までエストニアに訪問した。この訪問は、「ワンヘルス」の観点に基づく薬剤耐性(AMR)問題の解決に向けた国家的戦略の準備について、同国を支援するために所轄官庁からの招待を受けて実施された。
 様々な欧州サーベイランスネットワークによると、エストニアのヒト健康部門における抗菌性物質の消費量は低く、また獣医部門における抗菌性物質の総販売量は中程度である。しかしながら、獣医の監督官庁は重要な抗菌性物質(CIAs)の使用の増加や高水準のAMRについて懸念を抱いている。
 全体として、本報告では、エストニアにおいてAMRの問題を解決するためのワンヘルスアプローチはまだ確立されていないと結論付けた。AMRについて関連所轄官庁及び利害関係者の間での非公式な協調活動は始まっているが、部門間で指揮を執る委員会の設置がいまだ決まっていない。2019年から2023年までの獣医部門のAMRアクションプランは整備されているが、対応するヒト健康及び環境部門のプラン、並びに包括的な国家的ワンヘルスAMRアクションプランの最終決定は本年になる予定である。
 所轄官庁は、ヒト健康及び獣医部門の医療サービス提供者や利害関係者及び一般大衆の間でAMR問題の認識を高める必要性を認めている。この件に関する具体例が獣医部門のAMRアクションプランに含まれており、懸案中のアクションプランにおいて、注意喚起は重要な位置を占めると予想される。
 本報告は、国家的なワンヘルスに基づくAMR戦略の実施及びレビューに役立ちうる様々な検討事項の要点を述べている。
 当該報告書(34ページ)は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AMR-country-visit-Estonia.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/ecdc-and-european-commission-country-visit-estonia-discuss-policies-relating
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