食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05230400104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、デリ(惣菜店)で薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2019年9月26日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は9月26日、デリ(惣菜店)で薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1. CDC及び複数州は米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)及び米国食品医薬品庁(FDA)と共に、デリで薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染に関して調査を行った。
2. 2019年9月26日時点で、リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)集団感染株の感染者が計10名、5州(ペンシルバニア州、ミシガン州、ニューヨーク州、ニュージャージー州及びマサチューセッツ州)から報告された。
3. 患者からのリステリア検体は2016年11月13日から2019年6月20日までに採取された。患者の年齢は40歳から88歳、年齢中央値は64歳であった。患者の50%が女性であった。10人(100%)全員が入院した。1人の死亡者がミシガン州から報告された。
4. 疫学及び検査のエビデンスによって、デリで薄切りにされた食肉及びチーズがリステリア・モノサイトゲネスに汚染されており、感染の原因となった可能性が示された。
5. リステリア・モノサイトゲネスの集団感染株は、1店舗のデリで薄切りにされた食肉、またニューヨーク州及びロードアイランド州にある複数の小売店のデリ・カウンターの検体から確認された。全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、これら店舗の検体由来のリステリア菌株が患者由来のリステリア菌株と遺伝的に近縁であることが示された。当該調査では、デリで薄切りにされたあるいは調理された共通の製品は特定されなかった。
6. 当該集団感染は、薄切りにされた食肉やチーズ等のデリ製品がリステリア菌を保有する可能性を喚起するものである。リステリア感染の高リスク集団に属する人は、ランチ・ミート、コールド・カット(薄く切った冷製調理済み肉)、あるいはその他デリミートの喫食を避けるべきである。ただし、中心温度が華氏165度(73.9℃)になるまで加熱されている場合又は提供直前まで湯気が出るほどに熱く保温されている場合はこの限りではない。
7.当該調査は終了した。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/deliproducts-04-19/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。