食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05220280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2018年における新興リスクに関するEFSAの活動をテクニカルレポートにて公表
資料日付 2019年8月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月29日、2018年における新興リスクに関するEFSAの活動をテクニカルレポート(2019年6月30日承認、49ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019. EN-1704)にて公表した。概要は以下のとおり。
 新興リスクに関するEFSAの活動の主な目的は、(1)EFSAの権限内領域において新興リスクを特定すること、(2)新興リスクの特定法を開発し、改善することである。本レポートは、新興リスクの特定手順に携わる全てのグループの活動、2018年に特定された事案、開発中の方法論の説明、及び共同活動についてまとめている。
 新興リスクの特定活動に貢献するEFSAの知識ネットワークには、新興リスク情報交換ネットワーク、新興リスクに関する利害関係者検討会、EFSAの科学ユニット・科学パネル・科学委員会、及びその作業グループが含まれる。様々な利害関係者により使用されている新興リスクの特定方法の要約が提示されている。2018年は合計で18件の潜在的な新興リスクが検討された。それらの事案はハザード(微生物、化学物質、その他)及び特定された新興事案の根底にあるドライバー(違法活動、新たな消費者トレンド、気候変動、新たな工程又は技術)に従って分類された。
 常任新興リスク作業グループ(SWG-ER)は、潜在的事案の特定におけるEFSAの知識ネットワークの役割、様々な利害関係者との協議による概況説明書の起草及びレビュー、既に設定された基準(新奇性、信頼性、過酷性、緊迫性及び規模)による事案の特性決定、及び他の利害関係者への明確な助言の提供による事案の特性決定をより分かりやすく説明するために、新興リスクの特定プロセスを改定した。
 情報伝達は新興リスクの特定手順の重要な一部である。EUの洞察試験の結果、新興リスクが既存のリスクよりかなり高いレベルの懸念を社会に引き起こしてはいないこが示され、リスクの性質及びそのリスクを取り巻く不確実性のレベルに関する情報を伝達することにより、応分のリスクの理解が達成されることが示唆された。食品偽装は、他種の新興リスクよりも消費者に対して大きな懸念であった。食品偽装は、食品安全の新興リスクの重要なドライバーである可能性があり、食品安全に関するリスク評価作業を食品偽装の調査の中に適切に組み込むことが重要である。
 常任新興リスク作業グループにより実施された新興リスク特定(ERI)手順のレビューは、EFSAの戦略目的に沿った手順の将来的発展へと導く結論と提言を提供する。 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1704
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