食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05220240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、塩化物の食事摂取基準に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年9月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月4日、塩化物(chloride
, Cl)の食事摂取基準(Dietary Reference Value: DRV)に関する科学的意見書(2019年7月3日採択、24ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5779)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請に従って、EFSAの「栄養、新食品及び食物アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)は塩化物のDRVを導出した。
 塩化物に対するDRVの設定に利用可能な、塩化物の状態の指標となる適切なバイオマーカー、バランス研究、及び、塩化物摂取と健康アウトカム(health outcome)の相関に関するエビデンスは存在しない。
 体内におけるナトリウム及び塩化物のバランスには密接な関係がある。塩化ナトリウムは欧州の食事における両電解物の主要な供給源であり、ナトリウム及び塩化物の類似する尿排泄レベル(モル基準で)が西欧集団において一般的に観察される。
 したがってNDAパネルは、全集団グループの塩化物のDRVは、ナトリウムのDRVの等モル値で設定が可能であると考え、以下のとおり設定した。幼児(1~3歳) 1.7g/日、小児(4~6歳) 2.0g/日、小児(7~10歳) 2.6g/日、青年(11~17歳) 3.1g/日、成人(妊婦及び授乳中の女性を含む) 3.1g/日。食事由来の塩化物摂取の主たる供給源が塩化ナトリウムであることを考慮して、ナトリウムのDRVと同様に、これらの塩化物摂取量は一般のEU集団にとって安全及び適切である。乳児(7~11か月)の目安量(Adequate Intake: AI)は0.3g/日で設定される。 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5779
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