食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05220120175
タイトル スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS)、ローストポークの喫食によるリステリア症集団発生の状況を更新(アンダルシア州における確定症例総数:207人)
資料日付 2019年9月6日
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分類2 -
概要(記事)  スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS)は9月6日、Magrudis S.L.社が製造した「La Mecha」ブランドのローストポークの喫食によるリステリア症集団発生に関する情報を更新した。
1. アンダルシア州は直近24時間に新たな確定症例1人を報告した。本集団発生に関連する同州の症例は計207人である。
 8月1日以降に確認された全症例の平均潜伏期間は3.5日、8月15日~9月5日の症例では3.23日である。
 本アラート発動以降、死亡者3人が報告された。2人は70歳超で重篤な併存症(comorbidity)があり、1人は90歳超であった。流産は3人(妊娠22週未満)及び子宮内胎児死亡は2人(妊娠22週以降)報告された。また、新生児感染1人が確認された。
 他の州では、検査確定症例5人及び疫学的関連性による確定症例3人が報告された。ほぼ確実な(probable)症例66人及び疑い(suspected)症例71人が現在調査中である。
2. フランスは8月23日、欧州早期警告対応システム(EWRS)を介して、セビリア県で8月13日に冷製の豚肉を喫食した英国籍の住民1人が、フランスで8月16日にリステリア症と確認された旨を通知した。
 ドイツは現在のところ、本集団発生に関連するいかなるリステリア症も監視システムに報告されていない旨をEWRSを介して通知した。
3. カルロス3世保健研究所(ISCⅢ)の国立微生物センターに送られた93分離株のゲノム解析によって、食品由来分離株と臨床分離株の間の遺伝的近縁性が示され、本集団発生の原因が微生物学的に確定された。送られた臨床分離株のうち5株は食品に関連しない配列と識別され、本集団発生に関係しない散発性のリステリア症例とみられる。本集団発生に関連性のある菌株は血清型4b、ST-388、CC388と特定された。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) スペイン保健・消費・社会福祉省(MSCBS)
URL https://www.mscbs.gob.es/profesionales/saludPublica/ccayes/alertasActual/listeriosis/docs/20190906_Brote_de_listeriosis_asociado_al_consumo_de_carne_mechada.pdf
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