食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05210300482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、食品中のステリグマトシスチン(STC)に関するリスク評価研究の結果を公表
資料日付 2019年8月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは8月26日、食品中のステリグマトシスチン(STC)に関するリスク評価研究の結果を公表した。概要は以下のとおり。
 センターは、ステリグマトシスチンに関連する健康リスクを評価するために、地元の小売レベルから331の食品検体を採取し検査した。検体は小麦粉、朝食用シリアル、スパイス、穀物、麺類、焼き菓子、コーヒー豆、でん粉代替品、ピーナッツ・種実、チーズ、ビール及び塩漬け肉類の12食品群から採取された。検査の結果、小麦粉、朝食用シリアル、スパイス、穀物、麺類、焼き菓子及びコーヒー豆の食品群で、32検体(全検体数の約10%)からステリグマトシスチンが検出された。32検体のステリグマトシスチンの含量は、29検体で1μg/kg未満であった。でん粉代替品、ピーナッツ及び種実、チーズ、ビール及び塩漬け肉類の食品群ではステリグマトシスチンは検出されなかった。
 食事ばく露について、食品群別ステリグマトシスチンの含有量をベースとした場合、平均的な摂取者及び高摂取者の推定値はそれぞれ1日当たり0.00017μg/ kg体重(bw)及び0.00033μg/ kg体重(bw)であり、ばく露マージン(MOE)はそれぞれ940
,000及び480
,000であった。欧州食品安全機関(EFSA)は、10
,000以上のMOEは公衆衛生上の懸念は低いとしている。 研究の結果、香港の成人人口のMOEは10
,000をはるかに上回っていることが示され、ステリグマトシスチンばく露による健康影響は低いと考えらる。香港市民のステリグマトシスチンばく露は主として麺類の摂取による。
本研究に関する資料は以下のURLからダウンロード可能。
1. 要約:
https://www.cfs.gov.hk/tc_chi/programme/programme_rafs/files/Sterigmatocystin_in_Food_c.pdf
2. 報告書:
https://www.cfs.gov.hk/tc_chi/programme/programme_rafs/files/Sterigmatocystin_in_Food_report_c.pdf
3. プレゼンテーション資料:
https://www.cfs.gov.hk/tc_chi/programme/programme_rafs/files/Sterigmatocystin_in_Food_presentation_c.pdf
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) -
URL https://www.cfs.gov.hk/tc_chi/press/20190826_7595.html
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