食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05200820485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、栄養に関する科学諮問委員会(SACN)による報告書「飽和脂肪と健康」を公表
資料日付 2019年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は8月1日、栄養に関する科学諮問委員会(SACN)による報告書「飽和脂肪(saturated fat)摂と健康」を公表した。概要は以下のとおり。
 この包括的レビューは、1994年に「食品と栄養政策の医学的側面に関する委員会」(COMA)によるレビューが行われた以降に公表された、豊富な量のエビデンスを対象に行われたものである。
 システマティックレビュー及びメタアナリシス47件に基づき、SACNは以下の結論に至った。
・飽和脂肪摂取量が高いことと高血中コレステロール濃度とは関連性がある。
・飽和脂肪摂取量が高いこと心臓疾患リスク上昇とは関連性がある。
・飽和脂肪は不飽和脂肪に置き換えるべきである。
・飽和脂肪はエネルギー摂取量の約10%を超えてはならないとする現在の助言を変える必要はない。
 1980年以降の調査データからは、飽和脂肪の主要供給源は、過去30年でほとんど変わっていない。今回、飽和脂肪の摂取量は落ち込んだものの、総エネルギー摂取量の約12%と、依然として推奨量を上回っている。
 飽和脂肪の主要な摂取源として寄与しているのは、穀物及び穀物製品(ビスケット、ケーキ及びペストリー)、乳及び乳製品(主にチーズ及び乳)、肉及び肉製品である。
 この報告書(443ページ)は以下のURLから入手可能。
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/814995/SACN_report_on_saturated_fat_and_health.pdf
 スコットランド食品安全局(FSS)も同様の内容を公表した。
https://www.foodstandards.gov.scot/news-and-alerts/sacn-publish-saturated-fats-health-report
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) -
URL https://www.gov.uk/government/news/reducing-saturated-fat-lowers-blood-cholesterol-and-risk-of-cvd
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