食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05200740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp. hirtum (Link) letsw. var. Vulkan)に由来するエッセンシャルオイルの安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp. hirtum (Link) letsw. var. Vulkan)に由来するエッセンシャルオイルの安全性に関する科学的意見書(2019年7月4日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、以前の意見書の中で、推奨用量である150mg/kg飼料は肉用鶏及び離乳後の子豚に対して安全であると結論付け、この結論は、食肉生産用の全ての家きん及び豚種に適用拡大された。また、500mg/頭/日(最大で25mg/kg完全配合飼料相当量)での使用は乳牛に対して安全であると結論付けた。推奨用量は乳牛と検査された非反芻動物とでは異なることから、少ない方の25mg/kg飼料が、前述で言及されていない全ての対象動物種に適用された。
 同パネルはまた、当該添加物は消費者及び環境に対して安全であるとも結論付けた。
 今回の申請において、申請者は、全動物種に対してより高用量の150mg/㎏での安全性を裏付ける、新たな乳牛の許容試験データを提出した。消費者のばく露に関する評価を行うため、当該添加物を最大推奨用量で給餌された乳牛に由来する乳中の残留に関するデータも提出された。
 同パネルは、評価対象のエッセンシャルオイルは、推奨用量である150mg/kg飼料で乳牛に対して安全であると結論付けた。
 3種類の主要動物種において同程度の安全マージンで安全性が立証されたことから、乳牛における安全性に関する結論は全動物種に外挿される。動物栄養において提案されている用量での当該添加物の使用による消費者への懸念は特定されなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5794
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