食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05200560303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、油組成改変及び除草剤耐性遺伝子組換え(GE)キャノーラの規制解除を公表
資料日付 2019年8月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は8月7日、油組成改変及び除草剤耐性遺伝子組換え(GE)キャノーラの規制解除(deregulation)を公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、BASF社(BASF Plant Science L.P.)によって開発され、オレイン酸をドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA)に変換するよう、また除草剤イミダゾリノンに耐性を持つよう遺伝子組換え(GE)されたキャノーラ品種の規制を解除する。
 DHA及びEPAは、脳の発達を助け、神経機能を保護するオメガ-3系脂肪酸である。当該GEキャノーラ品種は、他の従来のキャノーラ品種と比較して、DHA及びEPAを非常に高濃度で種子油中に蓄積する。BASF社は申請書において、LBFLFKキャノーラは、植物原料で拡張性のあるオメガ-3系脂肪酸生産システムを提供し、食品原料としてあるいは水産養殖飼料原料として消費者にとってのEPA及びDHAの新たな供給源になると述べている。
 APHISは、申請過程の一環として、植物ペスト(植物病害生物等)リスク評価書案(PPRA)及び環境評価書案(EA)を作成し、2019年4月4日にこれら文書を30日間の国民審査及び一般意見聴取期間に公開した。
 APHISは、国家環境政策法(NEPA)に基づき、環境評価書(EA)最終版の潜在的な環境影響を徹底的に検討し、重要な影響がないことを確認した(FONSI)。
 APHISはPPRA最終版において、本GEキャノーラ品種が農作物あるいは米国の他の植物に植物ペストリスクをもたらす可能性は低いと結論付け、2019年8月7日に規制を解除した。
 当該GEキャノーラ(イベントLBFLFK)の関連文書は、以下のURLから入手可能。
・米国官報8月7日付通知
https://www.aphis.usda.gov/brs/fedregister/BRS_080719a.pdf
・有意な影響が存在しないという所見(FONSI)
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/17_32101p_fonsi.pdf
・植物ペストリスク評価書(PPRA)最終版
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/17_32101p_fpra.pdf
・環境評価書(EA)最終版
https://www.aphis.usda.gov/brs/aphisdocs/17_32101p_fea.pdf
 当該GEキャノーラのOECD Unique Identifier: BPS-BFLFK-2
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) -
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/brs-news-and-information/2019_brs_news/basf_canola_080619
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