食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05200200149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分ベンタゾンの現行残留基準値(MRLs)の大豆及びケシの実における改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2019年8月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月2日、有効成分ベンタゾン(bentazone)の現行残留基準値(MRLs)の大豆及びケシの実における改正に関する理由を付した意見書(2019年7月8日承認、31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5798)を公表した。概要は以下のとおり。 申請者のBASF SE社はオランダにおける管理当局に対して、有効成分ベンタゾン(bentazone)の大豆及びケシの実における現行の残留基準値(MRLs)の改正を求める申請書を提出した。 申請書を裏付ける提出データは、両作物に関するMRL案を導出するのに十分であった。検討対象の作物におけるベンタゾン及びその代謝物の残留物を管理するのに適切な規制のための適切な分析手法が利用可能である。 ベンタゾンの代謝物6-ヒドロキシベンタゾン(6-hydroxy-bentazone)の毒性学的特性に対応するために、ピアレビューの枠組みにおいてEFSAにより要請された試験は、部分的にしか提出されなかった。当該代謝物の毒性全般を調査する試験の代わりに、申請者は親物質のベンタゾン及び8-ヒドロキシベンタゾン(8-hydroxy-bentazone)に関して入手可能な情報からread-acrossを正当化する論証を提出した。 EFSAはread-acrossに関する理由付けに同意しなかった。したがって評価担当加盟国(EMS)はEFSAにデータギャップはあるものの評価を継続するよう要請した。 EFSAは目安としての短期的及び長期的摂食リスク評価を実施した。算出された食品由来ばく露量は、毒性学的参照値を大きく下回った。しかしながらリスク評価は、6-ヒドロキシベンタゾンの毒性学的特性に関連するデータギャップに起因する非標準型の不確実性により影響を受けている。 EFSAによるMRL改正案は次のとおり。 品名 現行MRL mg/kg MRL改定案 mg/kg ケシの実 0.03 0.2 大豆 0.03 0.2 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5798 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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