食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05180490314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、フランスの「NutriNet-Sante」コホート研究に関する論文について意見書を公表
資料日付 2019年7月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月4日、フランスの「NutriNet-Sante」コホート研究に関する論文について意見書(2019年7月4日付け、No.025/2019)を公表した。概要は以下のとおり。
 消費者は、健康にとって良いと考えてオーガニック食品を購入するが、オーガニック食品が健康上の便益となることは科学的に証明されていない。
 本意見書で取り上げている論文は、フランスのパリ大学の研究チームによるもので、Journal of American Medicine(JAMA) Internal Medicineに2018年に公表された。同論文では、オーガニック食品を多量摂取する人たちは、ほとんど摂取しない人たちと比べ、僅か5年間ほどの期間におけるがんリスクが25%低いと結論付けている。
 BfRは以下のように考察する。
・この研究は大規模であること(参加者約70
,000人)が強みである。また、性別、所得、職業及び喫煙習慣など、がんリスクに関する種々の要因を考慮している。
・弱点の一つは、考慮された以外にも、がんリスクに関わる要因があると考えられることである。更に、摂取した食品の成分や残留農薬などのデータが収集されなかったことも留意すべきである。
・食品中の残留農薬は法律で規制されており、低濃度であれば健康に対して有害ではないと判断される。
・この研究は、オーガニック食品の嗜好と低いがんリスクの関連性を指摘している。このような疫学研究は、統計的な関係性を示すことができるが、因果関係を証明することはできない。因果関係を究明するための更なる調査研究が必要である。
・BfRは、がん予防のためには、生鮮果実及び野菜を多く含むバランスの取れた食事を推奨する。食品が有機栽培由来か従来の栽培方法によるものかは二次的な問題である。
 この論文「オーガニック食品の摂取頻度とがんリスクとの関連性:NutriNet-Sant? 前向きコホート研究の結果(Association of Frequency of Organic Food Consumption With Cancer Risk:Findings From the NutriNet-Sant? Prospective Cohort Study)」(Julia Baudyら)は以下のURLから入手可能。
https://www.medicosadventistas.org/wp-content/uploads/2018/09/JAMA-ORGANIC-CANCER-1.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) -
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/sch%C3%BCtzen-bio-nahrungsmittel-vor-krebs.pdf

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