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資料管理ID syu05160480325
タイトル 米国衛生研究所(NIH)、ビタミンDのサプリメント摂取はリスクが高い成人において2型糖尿病発症を予防しなかったとする研究結果を公表
資料日付 2019年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国衛生研究所(NIH)は6月7日、ビタミンDのサプリメント摂取はリスクが高い成人(訳注※)において2型糖尿病発症を予防しなかったとする研究結果を公表した。概要は以下のとおり。
 NIHの国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)によって資金提供された研究結果によると、ビタミンDサプリメントを毎日摂取しても、リスクが高い成人において2型糖尿病発症を予防しない。「ビタミンDと2型糖尿病」(The Vitamin D and Type 2 Diabetes
, D2d)研究は、2
,423人の成人を登録し、全米22か所で実施された。
 当該研究では、30歳以上の参加者が、1日4
,000国際単位(IU)のD3(コレカルシフェロール)型のビタミンDまたはプラセボの錠剤を服用するように無作為に割り当てられた。
 これまでの観察研究で、ビタミンD低レベルと2型糖尿病のリスク増加との関連が報告されており、加えて、より小規模な研究では、ビタミンDがインスリンを産生するベータ細胞の機能を改善できることが知られていた。しかし、ビタミンD補給が2型糖尿病の予防または遅延に役立つかどうかは明らかになっていなかった。
 平均2.5年の間、3~6か月毎に参加者をスクリーニングし、試験終了時の比較では、ビタミンD群の1
,211人中293人(24.2%)が糖尿病を発症し、一方でプラセボ群の1
,212人中323人(26.7%)が発症したが、これは統計学的有意差ではなかった。
 米国成人の50%以上が栄養補助食品を摂取しており、ビタミンDの使用は過去20年間で大幅に増加している。このような傾向のため、当該研究では毎日4
,000IUのビタミンDを摂取することについての安全性も評価した。この用量は平均一日推奨用量である600~800IU/日より大きいが、この限度内であれば米国医学研究所(IOM)による臨床研究として妥当であると考えられた。ビタミンD群とプラセボ群を比較した場合、高カルシウム血症及び腎臓結石等の予測された副作用の件数及び頻度に違いは見られなかった。
 訳注※当該研究で「リスクが高い」人とは、前糖尿病(prediabetes)についての3つの血糖基準(空腹時血糖値100~125mg/dl、75g経口ブドウ糖負荷試験2時間後血糖値140~199mg/dl、及びHbA1c5.7~6.4%)の2つ以上に該当する人である。New England Journal of Medicine (2019 Jun 7)に掲載された当該研究論文「ビタミンDの補給と2型糖尿病の予防(Vitamin D Supplementation and Prevention of Type 2 Diabetes.)、著者 Pittas AGら」の要旨は、以下のURLから入手可能。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31173679
 当該D2d研究結果の要約は、以下のURLから入手可能。
https://d2dstudy.org/d2d-study-results/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国衛生研究所(NIH)
情報源(報道) -
URL https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-funded-trial-finds-vitamin-d-does-not-prevent-type-2-diabetes-people-high-risk

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