食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05160010110
タイトル カナダ保健省(Health Canada) 、乳児用濃縮調製乳及び乳児用調製乳中(そのまま供する場合)の鉛に関する基準値(ML)を引き下げる提案
資料日付 2019年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省(Health Canada) は6月6日、乳児用濃縮調製乳及び乳児用調製乳中(そのまま供する場合)の鉛に関する基準値(maximum level:ML)を引き下げる提案を行った。 概要は以下のとおり。
 同省が行った科学的評価は、摂取を基本とする食品としての全種類の乳児用調製乳中の鉛に関するMLを引き下げることを支持する結果であった。同省は、乳児用濃縮調製乳及び乳児用調製乳(そのまま供する場合)に関する現行の2つのMLを一本化し、0.01ppmに引き下げることを提案している。現行のMLは、乳児用濃縮調製乳の場合は0.15ppm、乳児用調製乳の場合は0.08ppmである。
 乳児用調製乳中の鉛に関する現行のMLが設定された時代の食品汚染源としての鉛は、現在のカナダの事情には当てはまらなくなっている。現行のMLは、現時点での乳児用調製乳のような食品中から通常検出される鉛濃度は反映していない。
 人体における鉛の機能については明らかではなく、国際的には、鉛ばく露低減のための措置が取られるべきとの合意に至っている。高濃度の鉛に長期ばく露した場合、神経発達への影響、神経変性への影響、また、心血管系、腎臓及び生殖系への影響があるとされている。
 同省が提案するより厳しいMLは、カナダ国民を対象に行われたモニタリングの結果から、すぐにでも達成可能であり、現行のMLと比べ、より健康保護に資するものである。当該変更は、食事経由の鉛ばく露に関する同省の管理姿勢とも矛盾しない。即ち、鉛ばく露は、合理的に達成可能な範囲で少なくするべきである(ALARAの原則)。
 提案されているMLは、全ての形態(粉乳、濃縮乳及びそのまま供するタイプ)及び全ての種類(乳由来及び大豆由来)の乳児用調製乳に適用される。特殊な医療目的での使用を意図したもの(特定のアレルギー又は先天性代謝異常の治療用など)も、摂取を基本とする場合は適用対象となる。
 当該MLは、欧州連合(EU)及びコーデックス委員会が設定した基準とも合致している。
 更に、「カナダ国民のための飲料水の水質に関するガイドライン」で定める水道水中の鉛に関する最大許容濃度や、「食品中の汚染物質及び他の品質劣化物質リスト」に収載されている、密封容器入り飲用水中の鉛に関する最新のMLとも整合性を有する。
 この件に関する意見募集を2019年8月18日まで行う。
 当該提案の詳細は以下のURLから入手可能。
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/public-involvement-partnerships/proposal-lower-maximum-levels-lead-infant-formula-list-of-contaminants-other-adulterating-substances/document.html
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) -
URL https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/public-involvement-partnerships/proposal-lower-maximum-levels-lead-infant-formula-list-of-contaminants-other-adulterating-substances.html

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