食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150400294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、条虫症/有鉤嚢虫症に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2019年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は5月21日、条虫症/有鉤嚢虫症に関するファクトシートを更新した。概要は以下のとおり。 1. 主な事実 (1)条虫症(テニア症、Taeniasis)は、条虫類(サナダムシ)の成虫によって引き起こされる腸管感染症である。 (2)3種の条虫、有鉤条虫(Taenia solium)、無鉤条虫(Taenia saginata)及びアジア条虫(Taenia asiatica)が、ヒトに条虫症を引き起こす。有鉤条虫だけが重大な健康問題を引き起こす。 (3)有鉤条虫の条虫症は、加熱調理が不十分な感染豚肉中の条虫の幼虫嚢胞(嚢虫)の摂取によってヒトに感染する。 (4)条虫を保有したヒトは、糞便に条虫の虫卵を排泄する。感染者が開放された場所で排泄した場合、環境を汚染する。 (5)汚染された食品や水を摂取することによって、あるいは不衛生な状態のため糞口経路を介して、ヒトは有鉤条虫の虫卵に感染することもある。 (6)摂取された有鉤条虫の虫卵は、ヒト体内の様々な臓器中で幼虫(嚢虫と呼ばれる)に成長する。それらが中枢神経系に入ると、てんかん発作等の神経症状(神経嚢虫症)の原因となることがある。 (7)住民と、広域を移動するブタ類(roaming pigs)とが近接して生活している流行地域の多くでは、有鉤条虫がてんかん症例の30%の原因となっている。 (8)世界の5 ,000万人のてんかん罹患者のうち80%以上が、低及び低中所得国に居住している。 2. 伝播及び負荷/3. 症状/4. 治療/5. 予防及び制御/6. WHOの役割 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/taeniasis-cysticercosis |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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