食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05150350104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、カット済みメロン類に関連した複数州におけるサルモネラ・カラウ集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2019年5月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は5月24日、カット済みメロン類に関連した複数州におけるサルモネラ・カラウ(Salmonella Carrau)集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州におけるS. Carrau集団感染に関して調査を行った。
2. 2019年5月24日時点で、S. Carrau集団感染菌株の感染者が137人、10州(オハイオ州、インディアナ州、ケンタッキー州、ミシガン州他)から報告された。発症日は2019年3月3日から5月1日まで、患者の年齢は1歳未満から98歳、年齢中央値は53歳であった。患者の63%が女性である。情報の得られた104人のうち、38人(37%)が入院した。死亡者の報告はなかった。
3. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、患者から分離された76菌株において、薬剤耐性は確認されなかった。現在、CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関による標準薬剤感受性試験法を用いた集団感染株の試験が実施中である。
4. 疫学及び遡及調査の証拠によると、インディアナ州インディアナポリスにあるCaito Foods社により供給されたカット済みメロンが複数州における当該集団感染の原因であったと示唆された。
5. 4月12日、Caito Foods社は、インディアナ州インディアナポリスにある同社施設で製造された、カット済みのスイカ、ハニーデューメロン、カンタロープメロン及びこれらメロン類の1つを含むカット済みフルーツメドレー製品(訳注:様々な果物をカット等して混ぜ合わせたもの)をリコールした。
6. 2019年5月24日時点で、本集団感染は終息したとみられる。
7. CDCは消費者、飲食店及び小売業者が食中毒防止のため、安全に果物を選択し、取り扱うよう勧告する。果物を取り扱う前後は、手指及び食品調理での接触面を洗うこと。カット済みの果物は 40°F(4.4℃)以下で冷蔵すること。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/carrau-04-19/index.html
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