食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05150340104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、冷凍生マグロに関連した複数州におけるサルモネラ・ニューポート集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2019年5月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は5月22日、冷凍生マグロに関連した複数州におけるサルモネラ・ニューポート(Salmonella Newport)集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1. 本集団感染は終息したとみられるが、リコール対象の冷凍マグロは、まだ冷凍庫に存在している可能性がある。リコールを知らない飲食店及び販売業者が、リコール対象の冷凍生マグロで作った寿司を提供・販売し続けることで、消費者が罹患することがあり得る。
2.CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、ベトナムのJK Fish社由来で、Jensen Tuna社により供給された冷凍生マグロたたき身(ground tuna: マグロを挽肉状にしたもの)に関連した複数州におけるS. Newportの集団感染に関して調査を行った。
3. 2019年5月20日時点で、S. Newport集団感染菌株の感染者が15人、8州(ワシントン州、ノースダコタ州他)から報告された。
4. 発症日は2019年1月8日から3月31日まで、患者の年齢は24歳から85歳、年齢中央値は40歳であった。患者の53%が女性であった。情報の得られた11人のうち、2人(18%)が入院した。死亡者の報告はなかった。
5. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、患者から分離された11菌株において薬剤耐性は確認されなかった。集団感染菌株3株についてのCDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)研究所による標準薬剤感受性試験法を用いた試験によって、これらの知見が裏付けられた。
6. 疫学及び遡及調査の証拠によって、ルイジアナ州HoumaにあるJensen Tuna社により供給された冷凍生マグロたたき身が本集団感染の原因である可能性が示された。寿司にばく露したとの情報のある9人のうち、9人全員(100%)が生マグロまたは生の「スパイシーマグロ」を含む寿司料理を喫食したと報告した。
7. 4月15日、Jensen Tuna社は、S. Newportに汚染されている可能性のある冷凍マグロたたき身の自主的な回収を行った。
8. 5月22日時点で、本集団感染は終息したとみられる。
 本件に関する、FDAの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/Outbreaks/ucm636116.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/newport-04-19/index.html
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