食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05140300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料に関する早期警戒システムの通知の状況下での食品における化学汚染物質のリスク評価に関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2019年5月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月15日、食品及び飼料に関する早期警戒システム(RASFF:the Rapid Alert System for Food and Feed)の通知の状況下での食品化学汚染物質のリスク評価に関するテクニカルレポート(2019年4月16日承認、108ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019.EN-1625)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会施行規則(EU) No 16/2011の規定では、法的上限の超過、すなわち規制の枠組み(欧州又は各国)に関する「不遵守」が自動的にRASFFの通知を始動するわけではない。通知の発出を決定するにはリスクの程度を評価することが必要である。EFSAはRASFFの通知の早期、且つリスクに基づく一貫した分類を可能にするようなリスク評価方法論を提案するよう要請された。
 方法論は、RASFFにおいて通知するかどうかの決定を支援することが可能な透明性のある基準の提供、及び透明性と調和を高めることを意図している。食品における汚染物質(食品接触材料、薬理学的有効成分及びその他の食品汚染物質由来)の評価のための方法論が開発された。リスク評価は毒性学的性質及び食品由来ばく露の評価に基づく。結果は、ばく露量を関連する毒性学的参照値と比較して表され、次のとおり分類することが可能である。「リスクなし」、「低い有害健康影響の可能性又は低い公衆衛生に関する懸念」、「リスクの可能性あり」、「リスクあり」。
 評価を促進するために、早期汚染物質ばく露評価(Rapid Assessment of Contaminant Exposure(RACE)ツールが開発された。本ツールは、単一の食品から急性及び慢性ばく露の推定量を提供するために、EFSAの包括的欧州食品摂取データベース(Comprehensive European Food Consumption Database)を使用し、その結果を関連する毒性学的参照値と比較する。調和化を高め、評価を促進するために、RASFFにおいてFoodEx2(食品分類記述体系)及びPARAM(ハザード)により管理された用語を使用することが推奨されている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1625
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