食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05140150305
タイトル 欧州連合(EU)、有効成分カルボンの認可を官報で公表
資料日付 2019年5月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は5月8日、有効成分カルボン(carvone)の認可を更新し、欧州委員会施行規則(EU)No 540/2011を改定する欧州委員会施行規則(EU)2019/706を官報(7ページ)で公表した。
1. カルボンの認可更新申請書が提出され、欧州食品安全機関(EFSA)による農薬リスク評価のピアレビューが作成された。
2. 欧州委員会規則(EU) 2018/605により導入された内分泌かく乱特性を特定するための新たな基準に関して、EFSAの結論は、カルボンはエストロゲン性、アンドロゲン性、甲状腺及びステロイド性のモダリティ(modalities)を介した内分泌かく乱物質であるとは非常に考えにくいことを指摘している。更に、入手可能なデータ及びEFSAにより実施された科学的リスク評価は、カルボンが内分泌かく乱の影響を及ぼすとは考えにくいことを指摘している。したがって欧州委員会は、カルボンに内分泌かく乱特性があると見なされるべきではないと考える。
3. カルボンを含有する最低1つの植物保護製剤の1件以上の代表的用途に関して、同規則(EC) No 1107/2009の第4条で規定されている認可基準が満たされていることが証明された。カルボンの認可を更新することが適切である。
4. カルボンの認可更新のためのリスク評価は、限られた件数の代表的用途に基づいているが、同物質を含有する植物保護製剤が認可される可能性のある用途を制限していない。したがって、植物成長抑制剤に限定した用途制限を維持することは不適切である。
第1条 本付属書に規定する条件に従って、有効成分カルボンの認可を更新する。
第2条 欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011の付属書を本規則の付属書II(残留基準)の規定に従って改正する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32019R0706&from=EN
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