食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えトウモロコシBt11×MIR162×MIR604×1507×5307×GA21及びその下位掛け合わせ系統を評価した科学的意見書を公表
資料日付 2019年4月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は4月5日、規制(EC) No 1829/2003の下、遺伝子組換えトウモロコシBt11×MIR162×MIR604×1507×5307×GA21及びその下位掛け合わせ系統に対する食品・飼料としての使用を評価した科学的意見書を公表した(application EFSA-GMO-DE-2011-103)(2月27日採択、PDF版36ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2019.5635)。概要は以下のとおり。
トウモロコシBt11×MIR162×MIR604×1507×5307×GA21 (6イベントスタックトウモロコシ)は、単一イベント6系統(Bt11、MIR162、MIR604、1507、5307及びGA21)を組合わせるため、従来の掛け合わせ育種により作出された。遺伝子組換え生物(GMO)パネルは、既に、単一イベント6系統及びそれらに由来する下位掛け合わせ22系統を評価しており、安全性の懸念は特定されていない。また、上記28系統に関し、この安全性に対する既存の結論を変更しうる新たなデータは特定されていない。分子特性決定、比較解析(農学的・表現型的・組成特性的)、及び、毒性学的・アレルゲン性・栄養的評価の結果から、単一イベントトウモロコシの組み合わせ、及び、6イベンドスタックトウモロコシにおいて新たに発現するタンパク質の組合わせは、食品・飼料の安全性並びに栄養上の懸念を生じない。GMOパネルは、当該申請に記載されているとおり、6イベントスタックトウモロコシは非GMコンパレータ及び試験に用いられた非GM対照品種同等に安全かつ栄養価を有すると結論する。6イベントスタックトウモロコシの発芽可能な穀粒が偶発的に環境に放出された場合、環境に対する安全性の懸念は生じない。
GMOパネルは、未評価の下位掛け合わせ34系統における、単一イベント間の相互作用の可能性を評価し、単一イベント系統、評価済み下位掛け合わせ系統、及び、6イベントスタックトウモロコシと同等に、安全かつ栄養価を有すると予想されると結論する。
市販後環境モニタリング計画及びその報告間隔は、6イベントスタックトウモロコシの用途に則している。食品・飼料の市販後モニタリングは不必要と考えられる。
GMOパネルは、6イベントスタックトウモロコシ及びその下位掛け合わせ系統は、人の健康、動物衛生及び環境に対する潜在的影響に関して、非GMコンパレータ及び試験に用いられた非GM対照品種と同等に安全であると結論する。
当該科学的意見書は下記URLより入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5635
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5635
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