食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05120640149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ナトリウムの食事摂取基準に関するEFSAの科学的意見書を公表し、意見公募を開始
資料日付 2019年4月3日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月3日、ナトリウム(sodium
, Na)の食事摂取基準(Dietary Reference Values: DRV)に関するEFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)が作成した科学的意見書(200ページ)を公表し、2019年5月22日までの意見公募を開始した。科学的意見書の概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請にしたがって、EFSAのNDAパネルはナトリウムに関するDRVを導出した。
 ナトリウム及びナトリウム摂取量と健康結果、特に心血管疾患(Cardiovascular Disease: CVD)関連のエンドポイント及び骨の健康に関するバランス試験から得られるエビデンスがレビューされた。当該データは、平均必要量(Average Requirement: AR)及び集団別参照摂取量(Population Reference Intake: PRI)を導出するには十分ではなかった。
 しかしながら、NDAパネルは、利用可能なエビデンス及び関連する不確実性を統合し、ナトリウムの摂取量2.0g/日が一般成人集団におけるCVDのリスク低減に十分信頼のおける量を代表していると考える。更にナトリウム摂取量2.0g/日は、一般成人集団の大部分がナトリウムバランスを維持することを可能にすると考えられる。したがって、NDAパネルは、ナトリウム2.0g/日が欧州連合(EU)の一般成人集団にとって安全な目安量であると考える。
 同じ目安量が妊婦及び授乳中の女性に適用される。子供にとって安全及び適切であると考えられるナトリウム摂取量は、子供及び成人のエネルギー必要量を調整し成長係数を考慮して、成人の摂取量から外挿される。食事摂取目安量は1歳から3歳児1.1g/日、4歳から6歳児1.3g/日、7歳から10歳児1.7g/日、11歳から17歳児2.0g/日である。生後7か月から11か月の乳児に関しては、生後0か月から6か月間母乳だけで育てられた乳児におけるナトリウムの推定摂取量の上方外挿に基づき、目安量(Adequate Intake: AI)0.2g/日が提案されている。
この科学的意見書(200ページ)は以下のURLのドキュメント及び付属書A及びBから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/190403
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/190403
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