食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05120320470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、サルモネラ症に関する2016年疫学報告書を公表
資料日付 2019年3月25日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月25日、サルモネラ症に関する2016年疫学報告書を公表した(7ページ)。概要は以下のとおり。
1.サルモネラ症は欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)において2番目に多い感染性胃腸炎であり、集団食中毒の重大な原因である。
2.2016年は検査確定症例が95
,326件報告され、うち134名が死亡している。EU/EEAでの届出率は人口10万対20.4症例であった。
3.サルモネラ症届出率は長期間低減傾向にあったが、その後、ここ5年間は一定である。同症例の月ごとの報告数は8月と9月がピークとなる明確な季節性の分布を示す。
4.届出症例は0~4歳児が最も多く、人口10万対89.9症例で、成人(25~64歳)の7倍の多さであった。全体的に男女間の差は見られなかった。
5.2016年において同症は食品に由来する集団感染で最も多くみられ、全報告症例(1
,067)の22%を占めた。卵及び卵製品がこれら集団感染の媒体として最も多く同定されており、ポーランド産の卵に関連した大規模な複数国間集団感染の原因ともなった。
6.生産段階の初期における適切なサルモネラ属菌の抑制措置と十分な検査機能が食料生産動物のサルモネラ属菌汚染を減少させる必須条件である。EFSAが主張したように、採卵鶏農場で今日まで行われてきた効果的な抑制措置(特にワクチンプログラムや厳密な農場の衛生管理の適用)の時期尚早な緩和は避けるべきである。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AER_for_2016-salmonellosis.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/salmonellosis-annual-epidemiological-report-2016
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