食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05120300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、フードチェーンにおける潜在的な新興リスクの特定に関するREACH2プロジェクトの最終報告書を公表
資料日付 2019年3月28日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月28日、フードチェーンにおける潜在的な新興リスクの特定に関するテスト済みの手順を、REACH規則(訳注:欧州における化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する欧州議会及び理事会規則)に登録された物質に対して適用するプロジェクトREACH2に関する外部委託機関による最終報告(201年3月7日承認、263ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019.EN-1597)を公表した。概要は以下のとおり。
 適応対象として選択されたのは、(a)完全登録され、(b)適格基準(例:CAS登録番号及びSMILES記法の入手可能性)を満たし、(c) 本試験で使用されるモデルの適用可能領域内にあると見なされた物質に限られた(イオン化可能な化合物及び金属等を除く)。この選択により物質数は約15
,000から2
,336物質に絞られ、次の4ブロックにおいて評価された。(1)環境への排出(トン単位の量及び使用パターンに基づく)、(2)生分解(バッテリー手法で評価されたBIOWIN予測に基づく)、(3)食品/飼料における生物蓄積(ACC-HUMANsteadyモデルを使用する)、及び(4)毒性(発がん性、変異原性、生殖毒性及び反復投与毒性に関する分類に基づく)。
 各ブロックに最大10点を付与する採点法が適用された。本手順により各ブロックで大きな差が示された。2つの重み付けシナリオ及びピボットテーブル選択が各4ブロックにおける点数に適用された。両手法を評価した結果、フードチェーンにおける新興化学物質リスクを代表する可能性に関して、物質の優先順位が決定された。追加の精選段階に続いて、(a)環境に排出される可能性がある、及び(又は)生分解しにくく、(b)食品/飼料において生物蓄積し、及び(c)慢性ヒト健康ハザードを代表すると見なされる212の潜在的な新興リスクが特定された。本試験において、調査済みのばく露経路を経由した食品中の存在に関して欧州連合(EU)の規制当局による評価がまだ行われていなかった10の潜在的な新興リスクに関する詳細な評価が実施された。これら10の物質が選択されたことが残りの202の潜在的な新興リスクの優先度が低いことを意味するものではない。
当該報告書は以下のURLにて入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1597
(詳細な評価が行われた10物質は報告書の137ページ表47で参照可能。)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1597
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