食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05110320104 |
| タイトル | 概説紹介:「現場からの手記:家庭で缶詰にしたエンドウマメに関連するボツリヌス中毒症-ニューヨーク市、2018年」 |
| 資料日付 | 2019年3月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Morbidity and Mortality Weekly Report (March 15 , 2019 / 68(10);251-252)に掲載された概説「現場からの手記:家庭で缶詰にしたエンドウマメに関連するボツリヌス中毒症-ニューヨーク市、2018年(Botulism Outbreak Associated with Home-Canned Peas - New York City , 2018)、著者Genevieve Bergeron (CDC , 米国)ら 」の概要は以下のとおり。 2018年6月6日、ニューヨーク市保健衛生局は、ひどい吐き気、めまい、視界不良、ろれつが回らない等の症状が認められ来院した三人の女性の通知を受けた。二人の患者は呼吸器不全で挿管及び人工呼吸器による処置が必要であり、三人目の患者にも後に挿管処置が施された。複数の患者における脳神経マヒと呼吸器不全の組合せはボツリヌス中毒症(主としてClostridium botulinumによって作られるボツリヌス神経毒素(BoNT)によるマヒ性症状)を示唆した。 米国疾病管理予防センター(CDC)に助言を求めた後、CDCから提供されたボツリヌス抗毒素が来院後約12時間以内に全患者に投与された。三人とも一命を取り留めたが、長期間の集中治療(34-54日)およびリハビリが必要となった。 患者達は来院の約14時間前に、家庭で缶詰にしたエンドウマメを含む自家製ポテトサラダを共有していた。患者の一人は摂食する1から2週間前に市販の冷凍エンドウマメを家庭で缶詰にしていた。 当該患者の血液及び便試料は回収され、マウスを用いたバイオアッセイ、質量分析、逆転写PCR(RT-PCR)および培養検査が行われた。RT-PCRによって三人全ての患者の便試料でBoNT typeA(B)陽性が確認された。エンドウマメを保存していた空き瓶の洗浄液とサラダボウルの残りからもBoNT typeA(B)陽性が確認された。全ゲノムシークエンス法によって二人の患者の便から回収された分離株とサラダボウルからの分離株は区別できないことが示された。同時期に缶詰にした別の野菜を含めたその他の環境サンプルはBoNT陰性であり、エンドウマメが本アウトブレイクの原因であることが確認された。 当該患者は熱湯を用いた桃を保存するレシピを使用し、桃の代わりに冷凍野菜を缶詰にしていた。患者は、低酸性食品(野菜など)を缶詰にするとき、C. botulinum芽胞を排除するためには、熱湯による缶詰器具でなく加圧する缶詰器具を使用しなければならないことを知らなかった。加圧して缶詰を行う段階を踏まない場合、C. botulinum芽胞は排除されず、閉鎖容器内の嫌気環境は芽胞の発芽とBoNT生産を許す。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
| 情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
| URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6810a5.htm?s_cid=mm6810a5_w |
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