食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05060870149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2017年における人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体及び集団食中毒の傾向に係る欧州連合総括報告書を公表
資料日付 2018年12月12日
分類1 生物
分類2 その他
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)及び 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月12日、2017年における人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体及び集団食中毒の傾向に係る欧州連合総括報告書を公表した(262ページ、2018年11月19日承認)。
 本報告書にはEFSA及びECDCが、欧州の37か国(28加盟国及び9非加盟国)において2017年に実施した人獣共通感染症監視活動の結果が提示されている。
 カンピロバクター症は最も報告件数の多い人獣共通感染症で、2008年以降確定患者が増加し、2013~2017年の間も欧州連合(EU)同様の傾向が続いている(246
,158人)。
 EUでのサルモネラ症確定患者の減少傾向は、2008年以降続いたが2013~2017年の間に終了し、Salmonella Enteritidis感染者の割合は増加した(91
,662人、S. Enteritidis 38
,780人)。それは、1加盟国が血清型のデータを報告し始めたことによる。16加盟国は家きん類でのサルモネラ低減目標を達成したが、12加盟国は少なくとも1回は未達成であった。EUでの繁殖鶏、採卵鶏、肉用若鶏、肥育七面鳥各群での対象となるサルモネラ属菌血清型保菌率は、2016年と比較して減少あるいは変化なしであったが、繁殖七面鳥ではわずかに増加していた。豚と体のサルモネラ属菌及び家きん類での対象となるサルモネラ属菌血清型の結果について、管轄局からの数字は食品事業者からの数字に比べて全体的に高くなっていた。
 リステリア症患者の届出率は、非加熱喫食用調理済み食品(RTE食品)においてリステリアがEU食品安全基準値を超えたものは殆どなかったにも拘らず、2017年はかなり増えていた(2
,480人)。EUでのエルシニア症確定患者数の2008年以降の減少傾向は2013~2017年の間も続いた(6
,823人)。志賀毒素産生性大腸菌(STEC)確定患者数に変化はみられなかった(6
,073人)。
 (水媒介を含む)集団食中毒件数は全部で5
,079件の届出があった(患者数43
,400人)。病原体ではサルモネラ属菌が最も多く、Salmonella Enteritidisは集団食中毒7件につき1件の割合となっていた。以下、その他の病原菌、細菌毒素、ウイルスの順であった。全集団食中毒のうちの37.6%が病原体が不明であった。サルモネラ属菌と卵、サルモネラ属菌と食肉及び肉製品の組合せが最もリスクのある食品と病原体の組合せとなっていた。
 当該報告書では他に、牛結核病、ブルセラ症、トリヒナ(旋毛虫)症、エキノコックス症、トキソプラズマ症、狂犬病、コクシエラ・バーネッティ感染症(Q熱)、ウエストナイル症及び野兎病の傾向及び感染源についてまとめられている。
 当該科学報告書は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.2903/j.efsa.2018.5500 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5500

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