食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05060790475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、食品としての生のアロエベラの葉の安全性に関する科学的報告書を公表
資料日付 2018年12月19日
分類1 生物
分類2 かび毒・自然毒等
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は12月19日、食品としての生のアロエベラの葉の安全性に関する科学的報告書を公表した。
 ANSESは、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)及び保健総局(DGS)から、食品として生のアロエベラの葉が販売されるようになったこと、及び、その摂取方法は特別な注意が必要である可能性があるとの通知と共に本報告書の諮問を受けた。また、アロエベラの葉全体を使用した食品に含まれる物質ヒドロキシアントラセン誘導体(DHA)の食品への使用の安全性に関する欧州食品安全機関(EFSA)の2018年1月の科学的結論も諮問を受けた要因となる。
 DGCCRFは、生のアロエベラの葉全体が、消費者自身が調理するように販売されている場合があることを確認した。しかし生のアロエベラの葉全体の摂取には注意が必要である。アロエベラの外皮からDHAを多く含む黄色い液体(ラテックス)が分泌される。この物質は非常に強い緩下作用があり、多数報告されている様々な有害作用の原因である。またEFSAは、DHAはDNAを損傷してがんを誘発する可能性があると報告している。
 DGCCRF及びDGSは、ゲル部分のみを摂取するために、外皮及びラテックス全てを除去することを推奨している。更に予防措置として、子供、妊婦、授乳婦、脆弱な者は、ゲル部分を含め、生のアロエベラの葉の摂取を避けるよう推奨している。
アロエベラの葉全体を使用した食品又は抽出物中のDHAに対する安全性評価におけるEFSA及びドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の結論から、これらの物質は遺伝毒性及び発がん性を有する可能性があると考えられる。更に、これらの評価では、健康影響のないDHAの1日摂取用量の設定が不可能であった。また、EFSAは他の遺伝毒性物質がアロエベラの葉の抽出物中に存在することを示唆している。一般的に遺伝毒性及び発がん性を有する可能性のある物質への消費者のばく露はできる限り低減することが適切である。
ゲル部分を使用した食品の品質向上のためには、DHAを含むアロエベラの外皮層を除去するという推奨事項に加え、完全に除去するために、現在不可能である質的(除去されるべき層の色)、量的(厚さ)指標を取り入れる必要があると考えられる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) -
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2018SA0188.pdf

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