食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05020840325 |
タイトル | 米国衛生研究所(NIH)、バチルス属細菌がブドウ球菌属細菌を除去することを確認した旨を公表 |
資料日付 | 2018年10月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国衛生研究所(NIH)は10月10日、プロバイオティクスのバチルス属菌がブドウ球菌を除去することを確認した旨を公表した。概要は以下のとおり。 NIH及びタイの研究者による新しい研究では、消化器系のプロバイオティクス・サプリメントによく見られる「善玉」細菌は、深刻な薬剤耐性菌感染を引き起こす可能性のある細菌の一つである黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の除去に役立つことが示された。 NIHの国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)の研究者らは、黄色ブドウ球菌が健康なヒトの消化管及び鼻腔で増殖することを、バチルス属菌が阻止することを予想外に発見した。更に、実験用モデルマウスを用いて、それが厳密に、どのようにして起こるかを確認した。当該研究の被験者は、都市部の人々のように殺菌処理された食品や抗生物質の影響を受けていないと推測されるタイ農村のボランティア200人である。 研究者らは、続いて、枯草菌(Bacillus subtilis)のみを含むプロバイオティクス製品が、ヒトに生息する黄色ブドウ球菌を除去することができるかどうかを試験する予定である。 Nature(2018)に掲載された当該研究論文「Pathogen elimination by probiotic Bacillus via signalling interference、著者P Piewngamら」のアブストラクトは、以下のURLから入手可能。 https://www.nature.com/articles/s41586-018-0616-y |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国衛生研究所(NIH) |
情報源(報道) | 米国衛生研究所(NIH) |
URL | https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-study-finds-probiotic-bacillus-eliminates-staphylococcus-bacteria |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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