食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05000420149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬の有効成分α-シペルメトリンの農薬リスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
| 資料日付 | 2018年9月10日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月10日、農薬の有効成分α-シペルメトリン(alpha‐cypermethrin)の農薬リスク評価のピアレビューに関する結論(2018年7月31日承認、30ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5403)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会施行規則(EU) No 844/2012(以下「規則」)は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の第14条に基づき提出される有効成分の認可更新の手続きを規定している。これらの物質は委員会施行規則(EU) No 686/2012でリスト化されている。α-シペルメトリン(Alpha-cypermethrin)はこれらのリスト化された有効成分の1つである。 「規則」の第1条の規定に基づき、欧州連合(EU)の報告担当加盟国(RMS)のベルギー及び共助報告担当加盟国(Co-RMS)のギリシャは申請者のBASF社より有効成分α-シペルメトリンの認可更新申請書を受理した。更にBASFはEU議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第7条の規定に基づき、残留基準値(MRLs)の申請書を提出した。 本報告書の結論は、穀類、冬の油糧用ナタネ、レタス、アブラナ科の葉菜類(leafy brassica)及び温室栽培のキュウリ及びズッキーニに対する殺虫剤としてのα-シペルメトリンの代表的な使用の評価に基づいている。MRLはアブラナ科の葉菜類における使用に対して評価された。 α-シペルメトリンは提出されたデータにより、EUレベルで提案された代表的な使用に従った対象生物への殺虫剤としての効果は十分にあると結論付けられた。 特定、物理的及び化学的性質及び分析手法の領域では、2つの代謝物のオクタノール/水分配係数の測定の分析手法、データ生成試験に使用されているいくつかの分析手法の追加的な確証データ、及び体液のモニタリング手法に対するデータギャップが特定された。ほ乳類毒性の領域では、内分泌かく乱の可能性の更なる調査及び代謝物(エナンチオマー[1S cis αR]を含む)の毒性学上の概要の更なる評価に対する2つのデータギャップが特定された。 残留物では、作物及び動物由来の食品におけるリスク評価の予備的残留物定義に関して摂取者の食事リスク評価を最終化することすることができず、キュウリ、ケール、レタス及びオオムギに関する追加の残留物試験に対するデータギャップが特定された。代表的な使用及び動物食品に対して提案されているMRLを使用した慢性摂取懸念は特定されなかった(理論最大一日摂取量(TMDI)は許容一日摂取量(ADI)の67%、オランダの子供)。しかしながら、急性摂取懸念が次の作物で特定された。 キュウリの国際推定短期摂取量(IESTI):急性参照用量(ARfD)の131%、オランダの子供 ズッキーニのIESTI:ARfDの104%、英国の幼児 ケールのIESTI:ARfDの2 ,541%、オランダの子供 レタスのIESTI:ARfDの1 ,248%、ドイツの子供 ケールに関する2つの追加的残留試験及び4つの残留試験に対して特定されたデータギャップの観点で、及びアブラナ科葉菜類の全サブグループに外挿するEU北部及び南部の屋外農業生産工程管理(GAP)に準拠すると、アブラナ科の葉菜類の全サブグループに対するα-シペルメトリンのMRLを提案することができない。更に、更新レビューの結果として、特に毒性学的基準値の引き下げに関して、いくつかの食品に対する消費者摂取懸念の可能性が示唆されていることから、シペルメトリンの現行のMRLレビューの開始が推奨されている。 環境運命及び動態に関する入手可能なデータは、義務要件のEUレベルでの環境ばく露評価を実施するのに十分であるが、注意すべき例外として、表層水が飲料水用に取水される場合、表面に含有されている可能性のあるα-シペルメトリン及びその特定された代謝物の残留物の性質への水処理の影響に関する情報にデータギャップが特定された。このため、全ての代表的な使用に対する飲料水の摂取からの消費者リスク評価は最終化できていない。更に2日連続のサンプリングにおける5%を上回る投与放射能で、水中光分解生産物の生成に対するデータギャップが特定された。 生態毒性の領域で、屋外での代表的な使用に対して、たとえリスク軽減措置を講じたとしても表層水のいくつかのシナリオで水生生物に対する高リスクが結論付けられた(データギャップ)。レタス及びアブラナ科の葉菜類への使用で、対象外の節足動物への圃場内の高リスクが結論付けられた(データギャップ)。水生生物、ミツバチ及び対象外節足動物に対して低リスクとなるようリスク軽減措置が必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5403 |
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