食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05000100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州食品リスク評価フェローシッププログラムの実施した食品サプリメントに使用される物質(ギムネマ植物由来成分)のリスク評価について公表 |
資料日付 | 2018年8月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月28日、欧州食品リスク評価フェローシッププログラム(The European Food Risk Assessment Fellowship Program(EU-FORA))の実施した食品サプリメントに使用される物質(ギムネマ(Gymnema sylvestre)植物由来の成分)のリスク評価 (2018年7月6日承認、10ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.e16083)について公表した。概要は以下のとおり。 植物性成分及びこれらに由来する調製物は、食品及び食品サプリメントにしばしば添加される物質であるが、多くの植物性成分の安全性は体系的に評価されていない。 EU-FORAフェローシッププログラムの中で、フェローは植物性薬品の安全性評価に関するEFSAのガイダンスに従って、ギムネマ植物の安全性評価を実施した。 ギムネマの製品は食品サプリメントとして販売されているが、メタボリックシンドローム又は、糖尿病の人々の関心を引く可能性がある。科学文献の検索がPubMed/MEDLINE及びEMBASEの電子データベースを使用して実施された。これにより、フェローは科学文献からの系統的なデータ抽出において、データ構築及び毒性学的に重要なパラメーターの評価、臨床的に重要な結果、薬物動態学的及び薬力学的相互作用、試験の不確実性及び方法論上の欠陥に関する知見を得た。 In vivoの毒性試験及びヒトの臨床試験の限られたエビデンスは、この植物性成分に関連する有害作用はないことを示唆した。しかしながら、ヒトの試験は、特定のギムネマ抽出物が抗糖尿病薬のブドウ糖低減効果を高める可能性があることを示唆した。 様々なギムネマ製品の構成成分の不確実性、ハーブと薬剤の相互作用の可能性、及びブドウ糖低減又は低血糖効果を考慮すると、認可されている抗糖尿病薬と組み合わせてギムネマをベースにした食品サプリメントを摂取するとリスクに繋がる可能性がある。 ギムネマの安全性評価で得られた手法は、食品及び食品サプリメントに添加される栄養学的又は生理学的作用を持つ他の物質に対して同じように適用される可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e16083 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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