食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04981250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏に使用するAviax 5%(センジュラマイシンナトリウムを含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月23日、肉用鶏に使用するAviax 5%(センジュラマイシンナトリウムを含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年6月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この飼料添加物Avix 5%は、イオノフォアの抗コクシジウム剤の一種であるセンジュラマイシンナトリウムを含み、20~25mg/kg完全配合飼料の用量で肉用鶏に使用することを意図している。センジュラマイイシンナトリウムは、Aviax 5%中に菌糸体で存在しており(即ち、発酵後、分離工程を踏まない)、Antinomadura属(ATCC 53664株)の発酵を用いて生産される。
 センジュラマイイシンナトリウムは、特定のグラム陽性菌に対して活性を有し、グラム陰性菌耐性である。Aviax 5%を飼料添加物として使用することは、サルモネラ属菌、大腸菌及びカンピロバクターの拡散を増加させるとは考えにくく、また、医薬品及び動物用医薬品として使われる抗菌性物質に対する耐性及び交差耐性を誘発するとも考えにくい。
 欧州連合(EU)の現在の基準に則した肉用鶏での許容試験がないことから、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、菌糸体センジュラマイイシンを含むAviax 5%の安全性に関して結論付けることはできない。
 飼料中のセンジュラマイイシンナトリウムは、チアムリンとの併用は禁忌である。
 菌糸体センジュラマイイシンナトリウムには遺伝毒性はない。経口投与した場合、結晶体と比べ菌糸体センジュラマイイシンの毒性がより強いとのエビデンスはない。結晶体センジュラマイイシンに関する許容一日摂取量(ADI)である0.00125mg/kgセットは、菌糸体センジュラマイイシンに適用可能である。センジュラマイイシンナトリウムの使用は、休薬期間(24時間)が遵守されれば、消費者に対して安全である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5341
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