食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04970610149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)及び 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、冷凍とうもろこしに関連するとみられるリステリア・モノサイトゲネス血清群IVb、MLST6による複数国での集団感染症に関する合同緊急リスク評価書を更新(第1回) |
| 資料日付 | 2018年7月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)及び 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月3日、冷凍とうもろこしに関連するとみられるリステリア・モノサイトゲネス血清群IVb、MLST6による複数国での集団感染症に関する合同緊急リスク評価書の第一回目の更新を行った(22ページ、2018年7月2日承認)。 1.2015年以降、欧州連合(EU)加盟国5か国(オーストリア、デンマーク、フィンランド、スウェーデン及び英国)で、冷凍とうもろこしに関連するとみられる全ゲノムシークエンス解析(WGS)によって定義された侵襲性Listeria monocytogenes集団感染症が発生している。2018年6月15日現在、47症例が報告され、9人が感染症により又は感染が原因で死亡している(症例死亡率19%)。 2.ヒト以外のL. monocytogenes分離株29株のWGS解析から、これらの分離株が複数国でのL. monocytogenes血清群IVb 多座塩基配列型(MLST)6(ST6)のクラスター(感染小集団)と遺伝的に近縁であることが明らかになった。これらのヒト以外の分離株は大半が2017年生産品であった。 主なものは冷凍とうもろこし(13検体)、とうもろこしを含む冷凍ミックス野菜(8検体)、冷凍ほうれんそう(1検体)、冷凍さやいんげん(1検体)である。2016年産の冷凍ミックス野菜1検体から1分離株のみの報告であったが、2018年産のほうれんそう製品からは3分離株が得られた。さらに、2分離株が2017年及び2018年の製造時期にフランスとハンガリーの2か所の別々の工場から採取された環境2検体から得られた。 3.WGS解析によって、ヒト及びヒト以外の分離株間に強い微生物学的関連性があることが示され、冷凍とうもろこし及び他の冷凍ミックス野菜(とうもろこしを含む)に関連する共通の汚染源であり、フードチェーンにおいて持続していたことが示唆された。汚染製品のトレーサビリティ情報から、ハンガリーの冷凍工場(A社)が感染源であると突き止められた。 集団感染株と一致するL. monocytogenes IVb ST6がハンガリーの工場から採取した冷凍ほうれんそう及び冷凍さやいんげんから分離されていることから、当該工場で加工されたとうもろこし以外の冷凍野菜が感染媒体となった可能性もある。 4.ハンガリーのA社で2016~2018年の間に製造された冷凍とうもろこし及び他の冷凍野菜から集団感染株と一致するL. monocytogenes IVb ST6が検出されたことから、製造休止期間中及び加工製品の交換時期に標準清掃及び殺菌作業が実施された後も、この株は加工工場内の環境に生残していた可能性が示唆された。さらに、幾つかの食品の汚染された生産ラインを使用したことが、この工場の様々な最終製品に交差汚染の更なるリスクとなっていたかもしれない。 5.デンマーク、フィンランド、スウェーデン及び英国の面談した26人の患者のうちの11人が冷凍又は非冷凍のとうもろこしを食べていたことが確認された。15人の患者のうち6人が冷凍ミックス野菜を食べたか食べていたと思われた。残りのうちの6人はこれらを食べたかどうかはわからず、3人は食べていなかった。 6.エストニア、フィンランド、ポーランド及びスウェーデンの食品事業者は、関与した冷凍とうもろこし製品を市場から回収した。2018年3月以降、関与したハンガリーの工場は当局の管理下に置かれ、2018年製造の冷凍野菜製品は市場流通していない。2018年の製造時の食品及び環境検体から陽性検体が検出されたことから、2018年6月まで当該工場は冷凍作業を停止していた。 7.ハンガリー食品流通安全局は6月29日、2016年8月から2018年6月まで、当該工場で製造された全ての冷凍野菜及び冷凍ミックス野菜製品の販売を禁止とし、速やかな市場回収を命じた。この厳格な措置によって、人々の感染リスクと集団感染発生は著しく減少するであろう。もし製品を摂取前に適切に加熱調理しないことがあれば、たとえ汚染度が低かったとしてもリスクは存在する。加えて、潜伏期間が長いこと(1~70日)、冷凍とうもろこし製品の保存期間が長いこと、又リコール前に購入した冷凍とうもろこしを消費者がよく加熱せずに食べる可能性があることから、新たな侵襲性リステリア症患者が特定される可能性がある。 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/EN-1448.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1448 |
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