食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04940440314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、食品中の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)に関して病原性株の予見は困難との意見書を公表 |
| 資料日付 | 2018年4月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月19日、食品中の志賀毒素産生性大腸菌(STEC)に関して病原性株の予見は困難との意見書(2018年4月19日付け意見書 No.009/2018)を公表した。概要は以下のとおり。 1.一部の大腸菌はヒトにおける重度の下痢の原因となる場合がある。このような病原性大腸菌には、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)とも呼ばれている志賀毒素産生性大腸菌(STEC)がある。その有害作用は、STECが志賀毒素(Stx)として知られる毒素を産生し、ヒトで腸管疾患を起こすことである。最も知られている代表的なSTECである腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104:H4によって、2011年にドイツでは溶血性尿毒症症候群(HUS)及び出血性下痢の重症患者が多数発生し、このうち53人が死亡した。 2.BfRが行った評価によれば、STECは、牛、めん羊及び山羊などの反すう動物由来の食肉、食肉製品、生乳(未処理乳)及び生乳(未処理乳)製品から最も多く検出されているが、野生の反すう動物及びイノシシ由来製品、また、植物由来製品からも検出されている。 3.志賀毒素の産生に加え、STECを腸管に付着させるたん白質(インチミン)が、重症の下痢を引き起こす重要な因子であるとみられる。 4.現在、最新の分子生物学的手法によってSTEC株の分類は改善されてはいるが、ヒトの下痢の原因となるSTEC株を確実に予見することは可能ではない。このため、全てのSTEC株は病原性の可能性があるものとして分類されている。 5.BfRは、汚染された食品を介してのSTEC感染予防のため、以下のように助言する。 ・食肉又は生乳(未処理乳)中に存在する可能性のある病原菌を死滅させるには、煮る、揚げる、焼く又は低温殺菌するなどの加熱処理することである。その際、食品の中心部の温度が2分以上70℃以上になるように加熱する。肉は完全に加熱調理すべきである。 ・生鮮ハーブ、レタス及び葉菜類など、通常は生で摂取する植物性食品は7℃以下で保存し、完全に洗浄し、迅速に使用すべきである。 ・細菌量を低減するために、特にスプラウト(発芽野菜)類は完全に洗浄し、その後できるだけ早く使い切り、できれば完全に加熱したものを摂取することが望まれる。 ・免疫系が脆弱な集団は、生のスプラウト類の摂取を避けるべきである。 意見書全文(ドイツ語、8ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/343/shigatoxin-bildende-e-coli-in-lebensmitteln.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/shiga-toxin-producing-e-coli-in-food.pdf |
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