食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04940170149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分イソフェタミドの現行の残留基準値(MRL)の改定に係る意見書を公表
資料日付 2018年5月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月14日、農薬有効成分イソフェタミド(isofetamid)のトマト類、アマトウガラシ類、なす類、オクラ及び可食の皮付きウリ類の現行の残留基準値(MRLs)の改定に係る意見書(2018年4月17日承認、24ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5264)を公表した。概要は以下のとおり。
 ISKバイオサイエンス ヨーロッパ社(ISK Biosciences Europe N.V.)は、規則(EC)396/2005第6条に従って、ベルギー(評価担当EU加盟国(EMS))の当局に対して、農薬有効成分イソフェタミドのトマト類、アマトウガラシ類、なす類、オクラ及び可食の皮付きウリ類の現行の残留基準値(MRLs)の改定のための申請書を提出した。
 規則(EC) No1107/2009 の下の欧州連合(EU)ピアレビューの枠組み、及び本申請でEMSから提出された追加データによる結論に基づき、以下のとおり結論付けられている。
 葉への使用に係るイソフェタミドの代謝は、果樹類、葉菜類、豆類/油糧種子類に属する食品に対して調査された。イソフェタミドの性質への加工の影響試験(加水分解試験)では有効成分は安定していることを示した。輪作作物では、主作物よりも低い量と割合の親化合物のイソフェタミドが検出され、残留物の主な構成は代謝物のGPTC及びGPTC-マロニルから成っていた。全体としてピアレビューは、輪作作物における代謝経路は主作物において観察されるものと類似していると結論付けた。 
 本申請で評価される食品に関して、イソフェタミドの主作物及び輪作作物における代謝、及び加工食品において可能性のある分解は十分説明されており、過去の残留の定義は適用可能であると結論付けた。
 液体クロマトグラフィータンデム質量分析装置(LC-MS/MS)に基づいて十分に有効性の確認された分析手法が、残留物定義に従って本申請で評価される作物における残留物を定量化するのに利用可能である。これらの手法により、評価食品における0.01mg/kg(定量限界(LOQ))以上の残留物の定量化が可能である。
 利用可能な試験は、評価される農産物のMRLの提案を得るのに十分である。
 トマトを用いた加工試験がMRLの申請において提出されたが、試験件数が不十分なため、確実な加工因子を得ることはできなかった。
 輪作作物におけるイソフェタミド残留物の発生について、EU農薬ピアレビューの枠組みの中で調査された。利用可能な輪作作物の圃場試験では、提案されている使用に比較して使用量が過小であったため、残留値がLOQ以下であり、結果が計量できなかった。しかしながら、残留物の性質及び大きさに係る利用可能な情報に基づき、提案されている農業生産工程管理(GAP)に従って有効成分が使用されるならば、輪作作物には大きな残留はないことが結論付けられた。
 検討中の食品は通常家畜に給与されないため、動物由来の食品におけるイソフェタミドの残留物は評価されなかった。
 規則(EC) No 1107/2009 の下でのEU農薬ピアレビューの枠組みの中で、イソフェタミドの毒性学上プロファイルが評価され、許容一日摂取量(ADI)0.02mg/kg 体重/日、及び急性参照用量(ARfD)1mg/kg 体重を得るのに十分であった。イソフェタミドの毒性学的基準値は、残留定義のリスク評価に含まれる代謝物質GPTCに使用可能であるとみなされる。
 消費者リスクは、EFSAが開発した残留農薬摂取産出モデル(PRIMo)改訂版2を用いて実施された。推定短期ばく露量は、本申請で評価される食品いずれのARfDを超えなかった。推定長期摂取量はADIの2%から20%の範囲であった。
 EFSAは、イソフェタミドのトマト類、アマトウガラシ類、なす類、オクラ及び可食の皮付きウリ類に提案されている使用は、毒性学的基準値を超える消費者ばく露にならないため、消費者の健康リスクを引き起こす可能性は低いと結論付けた。
 EFSAは、イソフェタミド(isofetamid)のトマト類、アマトウガラシ類、なす類、オクラ及び可食の皮付きウリ類の現行のMRLsの改定を提案した。
 改定の新旧対比表は、以下のURLから入手可能。
 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5264
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5264

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