食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04880400184
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、慢性消耗性疾患(CWD)のめん羊への感染に関する研究について情報提供
資料日付 2018年1月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は1月29日、慢性消耗性疾患(CWD)のめん羊への感染に関する研究について情報提供を行った。概要は以下のとおり。
 CWDが発生しているNordfjella地域では、年間25
,000頭を超える規模でめん羊の放牧が行われている。同地域は、野生トナカイが牧草を食べたり塩石を舐めたりする地域と重なっていた。
 NFSAは、めん羊がプリオンに感染するか、また、めん羊由来のCWDプリオンが分離可能かに関して調査研究を行う予定である。CWDを発症させずに伝播するプリオンを分離する試みである。
 得られる知見は、以下に関して評価を行うのに不可欠である。
1)CWD感染めん羊を将来的に放牧群に使用することによるリスク
2)新しいトナカイ群におけるめん羊を介したCWD感染リスク
3)めん羊及びめん羊製品を介したヒトのCWD感染リスク
 当該研究では、6頭の新生子羊を使い、トナカイ由来のCWDの経口感染試験が行われる。
 コントロール群としての2頭の子羊にはトナカイの生鮮肉が与えられる。CWDの接種手法(経口接種)及び検体採取(血液検体、尿検体、糞便検体及び唾液検体)は子羊に刺激を与えストレスの原因となることから、子羊は母めん羊(雌のめん羊4頭)と一緒に過ごす。
 子羊におけるCWDの臨床症状の発症は考えにくい。また、めん羊における感染率も総じて低いと考えられる。
 プリオン病は人獣共通感染症である可能性があり、異種間伝達の可能性も否定できない。従って、当該研究における試験は、プリオン病のヒトへの感染の可能性に関する更なる知見の獲得に寄与すると考えられる。また、実験動物を使うことの妥当性の裏付けに繋がると考えられる。
 CWD感染対象群の頭数6頭は、有効なデータを得るための最小限の頭数である。この最低頭数での試験実施を可能とするため、臨床データの記録及び定期的な検体採取を試験開始から6か月間継続する予定である。加えて、実験動物を殺処分後に剖検する際に種々の臓器及び組織から検体を採取する。これらの措置により、総実験頭数を抑えつつ実験動物から大量のデータを得ることが可能となる。
 プリオンの検出には非常に高精度な手法(リアルタイムQuIC法(Real-time Quaking-induced Conversion:(RTQuIC)法)が用いられる。この手法もまた、総実験頭数の抑制に寄与する。 
 子羊は母めん羊と過ごし、通常と変わらない条件下に置かれ(母乳哺育など)、安全面に加え動物福祉も考慮し、ストレスを与えないようにする。実験用の仕切りは、子羊が壁に寄掛り寛げることを配慮した設計となる。
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
URL https://www.mattilsynet.no/dyr_og_dyrehold/dyrevelferd/forsoksdyr/forsoksdyrsoknader/kan_sau_spre_skrantesjuke.29358

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