食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04870400294
タイトル 世界保健機関(WHO)、豚インフルエンザウイルスによる感染情報(2017/12/08~2018/01/25)を公表
資料日付 2018年2月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は2月4日、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2017/12/08~2018/01/25)を公表した。豚インフルエンザに関する概要は以下のとおり。
1.豚インフルエンザA(H1N1)vウイルスによる感染状況
 2018年1月16日、スイスは1人の豚インフルエンザA(H1N1)vウイルス感染症例を通知した。この患者はスイスに住む48歳の男性農場労働者である。2017年12月20日、患者は鼻スワブを採取された8日前に、軽度の急性呼吸器症状を示していた。この患者から単離されたウイルスは部分的に配列決定され、ヨーロッパの豚で循環するヨーロッパの鳥インフルエンザ様豚インフルエンザA(H1N1)ウイルスと近縁であった。患者が働いていた農場で豚から採取した検体もA型インフルエンザウイルス陽性であり、現在特性を解析中である。この事象に関連する追加のヒト症例は報告されていない。スイスでは、2003年、2009年、2010年、2011年及び2016年に、豚インフルエンザウイルスに感染したヒトの症例が検出された。豚インフルエンザA(H1N1)ウイルスは豚の集団において定着しており、世界中の多くの地域の豚の間で流行している。
2.豚インフルエンザA(H3N2)vウイルスによる感染状況
 2017年12月7日の前回の更新以降、米国アイオワ州で、新たなA(H3N2)vウイルス感染者1人が報告された。患者は発症前の週に豚と接触があったと報告されている。患者は入院せず、完全に回復しており、ヒトからヒトへの感染は確認されなかった。
 新たなインフルエンザAウイルスの届出が全国的に義務付けられるようになった2005年以降、434人のA(H3N2)vウイルス感染が米国CDCに報告されており、うち62症例は2017年に起こっている。数人が入院し、死亡症例1人の報告(2012年)があるが、多くの症例は軽症である。豚インフルエンザA型(H3N2)ウイルスは豚の集団において定着しており、世界中の多くの地域の豚の間で流行している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_25_01_2018_FINAL.pdf?ua=1
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