食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04860980295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の第85回会合の結論の概要を公表(2/2)
資料日付 2017年11月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は2017年11月9日、FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)第85回会合の結論の概要を公表した。概要は以下のとおり。
5)ハルキノール(広域抗菌剤)
・ADI:in vivoでの変異原性及び発がん性の可能性に関して評価を行うために必要な情報がないことから、ハルキノールに関してADIは設定することはできなかった。
 in vitro感受性試験での最小発育阻止濃度 (MIC) に関するデータから、mADIとして0~0.3mg/kg体重/日が導き出された。
・ARfD:腸内細菌叢への影響を根拠に、mARfDとして0.9mg/kg体重が設定された。
・推定食事経由慢性ばく露:評価を行うことはできなかった。
・MRL:推奨MRLを設定することはできなかった。
6)ルフェヌロン(殺虫剤)
・ADI:ラットを用いた2年間給餌試験で得られた、強直間代発作及び肺、胃腸、肝臓及び尿管で見られた結果に関するNOAEL1.93mg/kg体重/日を根拠に、ADIとして0~0.02mg/kg体重/日が設定された(安全係数:100)。
・ARfD:急性経口毒性が小さいこと、また、単回投与で導き出されると考えられる発達毒性及び他の毒性作用がないことに鑑み、ARfDの設定は必要ないと結論付けられた。
・推定食事経由慢性ばく露:
 本概要では、動物用医薬品としての使用に関する食事経由慢性ばく露推定が行われた。一般集団におけるGECDEは1.1μg/kg体重/日で、ADIのUBの5.5%に相当する。
・推奨MRL:残留定義をルフェヌロンとし、サケの切り身及びマスの切り身で、いずれも1
,350μg/kgである。
7)モネパンテル(駆虫剤)
・ADI:JECFA第75回会合で設定されたADI(0~0.02mg/kg体重/日)に変更はない。
・ARfD:ARfDを設定する必要はないと結論付けられた。
・推定食事経由慢性ばく露:一般集団におけるGECDEは13.7μg/kg体重/日で、これはADIのUBの68%に相当する。
 小児におけるGECDEは5.0μg/kg体重/日である(同25%に相当)。
 乳児におけるGECDEは4.4μg/kg体重/日である(同22%に相当)。
・推奨MRL:残留定義をモネパンテルスルホンとして、牛の脂肪、腎臓、肝臓、筋肉で、それぞれ7
,000、1
,000、2
,000、300μg/kgである。
8)ジルパテロール塩酸塩(β2-アドレナリン受容体アゴニスト)
 バイオアベラビリティに関して提出されたデータについて評価を行った結果、JECFA第81回会合(WHO、TRS No.997、2016年)で推奨されたMRLに変更はない。
9)シサプロニル(外部寄生虫駆除剤)
 追加データが提出されなかったことから、ADIに変更はない。
2.附属書2:総論(抜粋)
1)動物用医薬品及び殺虫剤の双方の用途で使用される化合物に関する食事経由慢性ばく露評価
2)残留動物用医薬品に関するARfD
3)食品中の残留抗菌性物質に関する評価のための手法及びデータの種類
3.附属書3:将来に向けた作業及び提言(抜粋)
1)シサプロニルに関して、更なる評価を行うための一助となる情報
・ラット、イヌ及びヒトでの比較トキシコキネティクスデータなど。
2)動物用医薬品及び殺虫剤の二重用途で使われる化合物に関する食事経由慢性ばく露評価
・JECFA及びFAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR)は、二重用途に由来するばく露を常に考慮することが求められる。
・近い将来においては、同一の動物性製品から検出される、動物用医薬品としての使用及び殺虫剤としての使用に由来する残留化合物の濃度は、食事経由ばく露に関する評価用残留データを提供するために合計されるべきである。
・JECFA及びJMPRは、二重用途化合物によるばく露に関する評価の実施を促進するために、それぞれの残留定義に相互に整合性を持たせる(harmonize)ことが求められる。そのことは、結果として評価実施の強化方針に整合性(harmonization)を持たせることに繋がる。
・国ごとの食事経由ばく露推定をより正確に取り入れるために、GECDEモデルの精度を高めなければならない。
・GECDEは、精度向上の余地があるものの、生涯を通じた期間よりも短い期間でのばく露に関する評価を行うために用いられるべきである。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/3/a-bu019e.pdf

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