食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04860720149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用七面鳥に使用するMonimax(登録商標)(モネンシンナトリウム及びナイカルバジン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年12月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月22日、肉用七面鳥に使用するMonimax(登録商標)(モネンシンナトリウム及びナイカルバジン)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2017年11月29日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 評価書全文は後日公表予定である。
 Monimax(登録商標)は、最大用量(モネンシンナトリウム及びナイカルバジンそれぞれ50mg/kg完全配合飼料)で肉用七面鳥に対して安全であると考えられる。安全マージンは約1.5である。
 当該製品と一部の抗生物質(チアムリンなど)との同時使用は禁忌である。
 ナイカルバジン(ジニトロカルバニリド(DNC)及び2-ヒドロキシ-4
,6-ジメチルピリミジン(HDP)の等モル複合体)には抗菌活性はない。
 Monimax(登録商標)のこれらの成分の鶏における代謝経路は、七面鳥及びラットにおける代謝経路と類似している。Monimax(登録商標)は、遺伝毒性リスクとはならない。
 ナイカルバジン不純物であるp-ニトロアニリン及びメチル(4-ニトロフェニル)カルバメートは安全性上の懸念とはならないと考えられる。
 ウサギを使った発達毒性試験では、モネンシンナトリウムに関する母体毒性の無毒性量(NOAEL)は0.3mg/kg体重/日であった。ラットを使ったDNC及びHDPの52週間投与試験で得られたNOAELは、DNC
,20mg/及びHDP
,8mg/kg体重/日であった。
 複数の毒性学試験では、モネンシンナトリウム及びナイカルバジン間の有意な相互作用は予見されない。
 Monimax(登録商標)を提案されている最大用量で使用することは、当該製品を給餌された肉用七面鳥に由来する動物性製品の消費者に対するリスクとはならない。
 肉用七面鳥に対する休薬期間は必要ではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5094/full
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