食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04850650149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp.hirtum (Link) letsw. Var.Vulkan)由来のエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月18日、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp.hirtum (Link) letsw. Var.Vulkan)由来のエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2017年11月29日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この意見書は、当該エッセンシャルオイル(DOS 00001)を官能的添加物(sensory additive)として全動物種に使用した場合に関するものである。
 分析の結果、当該エッセンシャルオイルの99%超を占める34種類の成分が特定されており、主成分はカルバクロールである(60%超)。対象動物種に対する安全性評価のために3種類の動物(肉用鶏、離乳後の子豚及び乳牛)で5件の許容試験が行われた。推奨用量である150mg/kg飼料は肉用鶏及び離乳後の子豚に対して安全であった。当該結論は全ての肉用家きん及び肉用豚に拡大適用される。
 乳牛に対しては、一日当たり投与量500mg/頭(最大25mg/kg完全配合飼料相当)も安全であると示された。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、乳牛と非反すう動物とでは試験での推奨用量が異なることから、前述の動物種以外の全動物種には、より低用量である25mg/kg飼料の適用が可能であると結論付けた。
 残留試験(肉、肝臓、脂肪、乳及び卵)では、当該添加物を推奨用量で投与した動物に由来する製品の消費者へのばく露は安全性への懸念とはならないことが示された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5095/full
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